政策

熊本市、金沢市で不動産証券化のセミナーと交流会 国交省

 国土交通省は25年12月から26年1月にかけて、熊本市及び石川県金沢市で「不動産証券化実践セミナー」と、同セミナーと連動した「ネットワーク会議(専門家との交流会・個別相談会)」を開催する。不動産証券化と、その手法の一つである不動産特定共同事業(不特事業)に興味のある人のほか、保有不動産の利活用・利活用を考えている人などを対象としたイベントで、遊休不動産の活用による地域社会の課題解決を図る。

 開催日程は都市により異なる。「実践セミナー」はオンライン参加も可能で、「ネットワーク会議」は会場参加のみ。会場参加の場合は、各会場とも定員50人。いずれも参加無料、、要事前申し込み。

 熊本市は25年12月23日に「実践セミナー」、26年1月29日に「ネットワーク会議」をそれぞれ実施。いずれも、会場は「TKP熊本カンファレンスセンター」(熊本市中央区)で、開催時間は午後3時から5時まで。金沢市では、26年1月21日に「実践セミナー」「ネットワーク会議」を同日開催。会場は「TKP金沢新幹線口会議室」(金沢市堀川新町)、開催時間は午後2時から5時30分まで。

 「実践セミナー」「ネットワーク会議」における基調講演のテーマは、不動産証券化や不特事業の概要及び活用事例を始め、「中心市街地の街づくりの動き」「金融機関の支援のあり方」「不特事業に取り組むための許認可申請」などを予定。「ネットワーク会議」では、専門家との交流のほか、直接相談も受け付ける。詳細は同省ホームページを参照のこと。