西武不動産は、同社が保有し、西武不動産プロパティマネジメント(埼玉県所沢市)が運営する商業施設「新横浜プリンスペペ」の営業を、2027年3月に終了する。
同施設は1992年3月20日に開業以来、約35年間にわたり地域住民や駅利用者に親しまれてきた。営業終了後の跡地活用については、西武グループが2024〜2026年度の中期経営計画に掲げる「不動産事業を核とした成長戦略」に基づき、保有資産の価値最大化を図るべく、関係各所と調整を進めている。なお、詳細は決定次第改めて公表される。
「新横浜プリンスペペ」は、新横浜プリンスホテルに直結する立地を活かし、ファッションブランド、スーパーマーケット、生活雑貨、カジュアル衣料、書籍などの多岐にわたるカテゴリの店舗を集積してきた都市型商業施設。2026年1月末時点で63店舗が出店していた。営業フロアは地下1階〜地上4階で、延床面積は約約5万0654平方メートル。
立地する地区周辺では、相鉄・東急直通線の新横浜延伸や、新幹線利用者の増加、横浜アリーナなどのイベント需要の高まりによって、エリア価値が上昇している。その一方で、都市型商業施設の競争激化や消費環境の変化も見られる。こうした環境下で、既存の商業機能を刷新し、新たな価値創造を図ることが重要な判断要素になっているとみられる。
なお、隣接する「新横浜プリンスホテル」は引き続き営業される。新幹線利用者やビジネス客、横浜アリーナ来訪者などの幅広い層を取り込んでいる。ホテルは地上約150m・42階建のランドマークタワーとして、約875客室と複数のレストランや宴会施設を有している。



