政策

首都高速、撤去し再構築へ 有識者会議が方向性示す

 国土交通省の「首都高速の再生に関する有識者会議」(三宅久之座長=政治評論家)は8月6日、5回目の会合を開き、9月以降の提言とりまとめに向けた議論を行った。

 これまでの会合では、老朽化の進んだ首都高速道路について、「(1)単純撤去案」「(2)撤去・再構築案」「(3)単純更新案」の3つの視点による整備を検討してきたが、提言では「(2)」の撤去した上で地下化などを含め再構築する方向でまとめていく方針だ。

 同会議は、今後の首都高速道路の整備方針について、国、東京都、首都高速道路の3者による具体的な検討の前に、基本的な方向性を示すために設けられたもの。