あした育つ芽 記事一覧
-
明日育つ芽 (16) 「見えない声」 「形」にする技量研け
今年は戦後72年。うかうかしていると、「100年(一世紀)」があっという間に経ってしまう。戦後、日本社会は大きく変わったが、もしその中に日本にとってよからぬ流れもあり、そのことに日本人の多くが気付いていな(続く) -
明日育つ芽 (15) 不動産投資コンサル 高い生産性、社会が求める新職種
マグニチュード7クラスの首都直下型地震が今後30年以内に起こる確率は70%。しかし、それ以上に高い確率で起こるのが、少子高齢化の進展による社会保障制度の破たんである。 現在約26%の高齢化率が30年後には38%(続く) -
明日育つ芽 14 「国破れて山河あり」 社会保障制度改革のゆくえ
国立社会保障人口問題研究所は60年に高齢化率が40%に達すると予測している。今から43年後だが、果たして社会保障制度(医療、年金、介護)がもつだろうか。そもそも社会保障制度とは、大多数の現役世代が少数のリタ(続く) -
明日育つ芽 (13) 人口が減り続ければ国は滅びる
〝耳にたこ〟の恐怖 現在の出生数は年間90数万人だが、60年にはおよそ半数の約48万人にまで減少する見込みだ(グラフ参照)。少子化問題は〝耳にたこができる〟ほど聞かされているだけに、かえって国民がこの問題に(続く) -
明日育つ芽 (12) 問い直されるプロの仕事 「士業」にも及ぶ〝働き方改革〟
時代のキーワードになりつつある〝働き方改革〟は、空間や時間の壁を超えることにとどまらない。自らの仕事の意味を問い直す動きも盛んである。 ◇ ◇ 「新・中間省略登記」の創始者として知られる司法(続く) -
明日育つ芽 (11) リフォーム主役の仲介 (下) 〝カリスマ宅建士〟登場に期待
主任者から〝士〟へ 一昨年の4月1日から宅地建物取引主任者の呼称が「宅地建物取引士」(宅建士)に変わった。〝主任者〟というのは主な任務を担う者という意味だから、現場グループの中の一人に過ぎない。 それに(続く) -
明日育つ芽 (10) リフォーム主役の仲介 住まいへの感性取り戻す
〝安いので〟から脱却 「中古は安いから」という購入動機から脱却しない限り、中古住宅流通市場の活性化は期待できない。なぜなら売主にしてみれば、「そんなに安いのなら」と売り意欲をそがれるからだ。 売り買(続く) -
あした育つ芽 (9) 高齢化率40%の未来 (下) 過酷な未来に立ち向かう
若い頃から好き勝手に生き、まっとうな仕事もしないまま年を取った人間が、老後が心配になってきたというのなら話は分かる。 しかし、大学を出、大企業ではないとしても、きちんとした会社に勤め、税金も社会保(続く) -
あした育つ芽(8) 高齢化率40%の未来 自衛する現役世代を支援 (上)
深刻な40年以降 団塊世代が全員、後期高齢者(75歳以上)になる25年には、前期高齢者(65~74歳)人口は1479万人、後期高齢者はその約1.5倍の2179万人となる。直前の5年間で前期高齢者は254万人減少するが、後期高(続く) -
あした育つ芽 (6) インスペクションと仲介 〝暮らしプランナー〟へ脱却
16年6月の宅建業法改正で、インスペクション(建物状況調査)が、宅地建物取引業者による媒介業務の中に位置付けられた。 ハイアス・アンド・カンパニーの矢部智仁執行役員は「宅建業者はインスペクションによって(続く) -
あした育つ芽 (5) 管理業法制定へ加速か 賃貸市場登録制度改正で気運
今年は賃貸管理業にスポットライトが当たりそうだ。昨年9月に国土交通省が「賃貸住宅管理業者登録制度」を改正し、賃貸不動産経営管理士資格を、宅建業における宅地建物取引士的な位置付けにしたことで、ムードが(続く) -
あした育つ芽 (4) 〝感性〟の時代、アールシーコア 「楽しい」から「家」になる
住宅を性能や機能ではなく、感性(好き嫌い)で選んでもらうという、業界的には〝異端〟を標榜している会社がある。BESSブランドのもと、ログハウスなど自然材をふんだんに使った個性派住宅を自宅用に展開するアール(続く) -
あした育つ芽 (3) 定期借家の多彩な活用法 〝宝の持ち腐れ〟にしていないか
定期借家権契約であれば、借家人の賃料減額請求権を排除することができる。普通借家権だと、契約で定めた賃料について将来に向かって賃料を増額しないという特約は有効だが、賃料を下げないという特約は無効になる(続く) -
あした育つ芽 (2) 資産価値重視の「リニュアル仲介」 不透明な未来に備える
「新築は購入後の値下がり幅が大きいが、マンションの場合だと築15年以降はほとんど下がらない。だから中古を選んだほうが資産価値は目減りしにくい」 これは、リニュアル仲介社長の西生建氏が住宅購入を検討(続く) -
あした育つ芽 (1) ハプティックのリノベーション 無垢の床が気持ちいい
ハプティック(東京都渋谷区、小倉弘之社長)が手掛けるリノベーションが、不動産投資家や企業から注目を集めている。 大手企業が注目 古くなった賃貸マンションを一棟丸ごと改装したい家主や、分譲マンショ(続く)