マンション激戦地を行く 記事一覧
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首都圏マンション 激戦地を行く トータルブレインの分析 (14) JR総武線市川~稲毛エリア 快速停車か否かで大きな差
JR総武線市川~稲毛エリアは近年、快速が停車する4駅での供給が目立つ。トータルブレインによると、500戸を超える大型物件の供給が多く、13年に市川、船橋、津田沼、稲毛の4エリアで供給される物件(予定物件含む)(続く) -
首都圏マンション 激戦地を行く トータルブレインの分析 (13) JR京浜東北線など川口周辺エリア 物件小規模化で競合多数
川口周辺エリア(JR京浜東北線の川口~蕨駅、埼玉高速鉄道線の川口元郷)における13年の供給戸数は、605戸の見通しだ。 00年代前半の年間1000戸超に比べると少ない。ただし、大量供給時代は大型物件が中心だった一(続く) -
首都圏マンション 激戦地を行く トータルブレインの分析 (12) JR京浜東北線・京急線鶴見・子安エリア 駅近物件も苦戦目立つ
JR京浜東北線・京急線の鶴見・子安周辺エリアは、13年の供給戸数が1000戸を超える見通しだ。トータルブレインによると、前年の12年は50戸以下の小規模物件が多く、大手・準大手の供給が少なかったが、13年は100戸(続く) -
首都圏マンション 激戦地を行く トータルブレインの分析 (11) 東急田園都市線池尻大橋~用賀駅エリア 立地選別に厳格化傾向
東急田園都市線池尻大橋~用賀駅エリアは、高体力のアッパー層がターゲットになることなどから、商品選択基準が厳しく選別されているようだ。特に「立地」は、重要性が高い。 トータルブレインによると、同エリ(続く) -
首都圏マンション 激戦地を行く トータルブレインの分析 (10) 京王線・武蔵野線府中周辺エリア 供給過多も駅力で好調
京王線・武蔵野線・南武線の府中周辺エリアのマンション供給は年間300~400戸台程度だ。トータルブレインによると、リーマンショック直後は市場収縮が見られたが、11年以降は400戸台を回復している。また、販売価(続く) -
首都圏マンション 激戦地を行く トータルブレインの分析 (9) 川崎市の尻手~鹿島田・新川崎エリア 路線別で集客力に差
川崎市の南武線(尻手~鹿島田)・横須賀線(新川崎)周辺は、大型の工場跡地やJR横須賀線沿いに広がる広大な操車場跡地で、1事業当たり、500~1000戸規模の大型マンション開発が行われるエリアだ。トータルブレインに(続く) -
首都圏マンション 激戦地を行く トータルブレインの分析 (8) 川崎市・武蔵小杉周辺エリア 大量供給かつ価格上昇も 販売好調が継続
川崎市の武蔵小杉周辺エリア(JR南武線の向河原~武蔵新城、東横線・横須賀線の武蔵小杉)は、首都圏マンションにおける激変市場の1つだ。 00年代以降、供給戸数が増加すると同時に、分譲単価には大幅な上昇が(続く) -
首都圏マンション 激戦地を行く トータルブレインの分析 (7) 四ツ谷・市ヶ谷・飯田橋周辺エリア 13年から販売状況好転
四ツ谷・市ヶ谷・飯田橋駅周辺エリアの直近の年間供給は1000戸を超える。05年から低迷を続けていたが、10年以降回復した形だ。特に、13年は1000戸クラスの大型物件があるため、供給材料合計が2000戸を超える大激戦(続く) -
首都圏マンション 激戦地を行く トータルブレインの分析 (6) 中野周辺(中野・東中野・中野坂上など)エリア JRと地下鉄 沿線相場に差
JR中央線や東京地下鉄丸ノ内線が通る中野周辺エリアは、両沿線ともに近年、供給激戦市場になっている。02~10年の年間供給ボリュームが、400~500戸程度だったのに対して、11年以降は700戸台。13年は供給予定材料(続く) -
首都圏マンション 激戦地を行く トータルブレインの分析 (5) 港区一等地 赤坂・青山・麻布・六本木エリア アベノミクス効果も
赤坂・青山・麻布といういわゆる3Aエリア+六本木エリア(以下、港区一等地エリア)は、供給エリアの都心回帰・好立地化の影響が顕著に現れた地域と見られる。12年以降、供給が急増している。同時に、景気の影響を大(続く) -
首都圏マンション 激戦地を行く トータルブレインの分析 (4) 埼玉 浦和エリアと戸田エリア 単価・販売状況に明暗
南浦和・浦和・北浦和駅周辺の浦和エリアと、戸田公園・戸田・北戸田駅周辺の戸田エリアは、埼玉県内の供給激戦エリアだ。 浦和エリアの年間供給戸数は02年以降、平均500戸程度だが、12年を見ると1057戸。13(続く) -
首都圏マンション 激戦地を行く トータルブレインの分析 (3) 23区城東 上野・蔵前・浅草橋エリア 都心との価格差別化が必要
東京23区城東の上野・蔵前・浅草橋エリアは10年以降、年間供給が1000戸を超える。前回取り上げた神田・日本橋エリア同様に、老朽化した雑居ビルなどがマンション用地として売却されるケースが多く、小規模物件が中(続く) -
首都圏マンション 激戦地を行く トータルブレインの分析 (2) 23区都心神田・日本橋エリア 最寄駅別に明確な市場相場
神田・日本橋エリアは、小規模コンパクトマンションの激戦市場だ。老朽化した雑居ビルなどの売却案件が多いためで、トータルブレインによると、12年以降販売の40物件のうち、26物件が総戸数50戸未満という。 (続く) -
首都圏マンション 激戦地を行く トータルブレインの分析 (1) 東京中央区・江東区湾岸エリア 価格高止まりで販売苦戦の声
首都圏マンションは今年、供給戸数の大幅増加が予想されている。過去3年(10~12年)の年間4.5万戸前後から10%以上増加する5万戸台前半になると見られている。一方、過去3年も年間8万~9万戸供給された00年代前半と(続く)