景気に左右されない不動産の仕事術 記事一覧
景気に左右されない不動産の仕事術
不動産業界は、他業界から見て景気に大きく左右されているイメージがあるようです。実際、経済の大きな影響を受け、一喜一憂、これを繰り返しています。私自身も、バブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災の影響を受け、大きな損失も被りました。しかし、この体験や経験から得たことは多大で、あるひとつの確信を掴むことができました。
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景気に左右されない不動産の仕事術 (16)志 誇り高い職業意識を
この4月に業界の有志3人で不動産エージェント協会を設立しました。 不動産業の経営者3人で食事をしている時に、「自分の子供に今の職を誇れるか」という話題になり、純粋に、不動産業界をよくしていきたいと(続く) -
景気に左右されない不動産の仕事術 (15)すべては良きことのために 視点変えたら状況好転
バブル時代が崩壊した後の約5年間、マンション用地で20カ所を損切り売却する仕事をした経験があります。 それは、利益を全く生まない敗戦処理投手のような空しい仕事で、売らなければ前に進めないが、売れば売る(続く) -
景気に左右されない不動産の仕事術 (14)不動産の本質を知る 「人格ありき」の時代に
この仕事を続けていて、「所有権」という言葉に、ふと疑問に思ったことがあります。毎日のように口にする民法上のルールで不動産用語ですが、人間社会にこの「所有権」があることが、争いの原因にもなっているので(続く) -
景気に左右されない不動産の仕事術 (13)中庸の精神 まずは事実と向き合う
私は、管理や仲介業で話を進めていく上で、大切にしていることがあります。 それは、自分自身が中庸の精神でいることです。 中庸の精神とは「とらわれず、かたよらず、こだわらない」心の位置です。双方の間に(続く) -
景気に左右されない不動産の仕事術 (12)ご縁と感謝 苦手な人との縁も成長のヒント
不動産はご縁のものですからとよく言われます。私はこれを、土地に限らず、人と人との出会いと考えます。ご縁があって、お客様が、不動産会社の担当者と出会い、物件を紹介され、契約する中で、人と人との関わり合(続く) -
景気に左右されない不動産の仕事術 (11)不動産ビジネスの黄金律 「地域」視点を忘れずに
不動産にかかわり、本当に「よい不動産経営」をすることとは、不動産オーナーの収益増収と入居者の満足、そして、地域が活性化することです。 とにかく、オーナー、入居者双方ばかりに視点を置きがちですが、(続く) -
景気に左右されない不動産の仕事術 (10)ベストセラーよりロングセラー 自分がロングセラー商品に
私の大好きな言葉で、会社経営をしていく上で、指針の一つとしています。 実は、この言葉は20年以上前に経営者の父に教わったものです。 その頃の、父の会社の企業案内には「ほんとうに価値のあるものを(続く) -
景気に左右されない不動産の仕事術 (9)軸を定める 自分は何のためにいるのか 逃げたいときはチャンス
仲介の営業は、売主と買主との間で話をまとめるのが役割ですが、その際、自分自身の軸足をどこに置いていますか? 不動産売買の商談で、売主と買主との間で、営業として、どのようなスタンスをとることが全員(続く) -
景気に左右されない不動産の仕事術 (8)自分が源 すべては自分の選択の結果
私自身が会社を経営していく中で、売り上げ数字が厳しい時代もありました。そのような時は、スタッフに対し、何故出来ないのか?と叱責するシーンが多かったように思います。 会社の成長は、社員の成長と直結(続く) -
景気に左右されない不動産の仕事術 (7)出入口の法則 まず自らが与えること
私が尊敬する成功者の方たちが、仕事や人生で共通している「あり方」があります。それは、「どう儲けるか?」ではなく「何をさせていただくか?」でした。 与えるから得ることができる。呼吸も吐くから入ってく(続く) -
景気に左右されない不動産の仕事術 (6)競争から共創へ 流れは確実にチームプレー
今、私は、約20年の経営者人生を通して、自分の社会に対する役割のひとつを「人材の育成」と捉えています。世の中の本当の資産は「人」です。 これからの企業に最も必要なことの一つは、稼げるテクニックでは(続く) -
景気に左右されない不動産の仕事術 (5)損得から尊徳へ 貢献する生き方、あり方を
先日、不動産業界経営者の新年会で月島に行きました。食事が終わって歩いていると、もんじゃ焼きのお店の前で呼び込みの方に誘われ、二次会として総勢12名で入店しました。注文が終わって少しすると、「お一人様一(続く) -
景気に左右されない不動産の仕事術 (4)阪神大震災からの学び 事前の備えが必要に
この原稿を書いているのは 17年1月17日。遡ること22年前、私は、神戸が本社のマンションディベロッパーの東京支店に勤務していました。その日の早朝、都内の自宅に関西の親族から電話があり、神戸で大きな地震が(続く) -
景気に左右されない不動産の仕事術 (3)歴史から学ぶ 「自分史」としっかり向き合う
「世の中の流れを知るには、歴史から学ぶこと」。日本を代表する個人投資家の方にお目にかかった際、歴史を知ることは、明日を知ることと教えてくださいました。また、先日お会いした経営者の方も「経営学は、元々(続く) -
景気に左右されない不動産の仕事術 (2)感性を磨く 世の中への貢献、感じる姿勢を
「環境の変化に敏感であること」は、リーダーや経営者にとってとても大切です。景気の波や時代の変化を敏感に感じることができれば、事前に対処し、危機を回避することも可能です。リーマンショックでも、多くの会(続く) -
景気に左右されない不動産の仕事術 (1)景気とは何か? 世の中を表す人々の気持ち
不動産業界は、他業界から見て景気に大きく左右されているイメージがあるようです。実際、経済の大きな影響を受け、一喜一憂、これを繰り返しています。私自身も、バブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災の影(続く)