読み解く目線 記事一覧
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読み解く目線 (5) 人口減少時代の不動産業 「消滅してたまるか」の心意気
2月に発表された15年国勢調査で、日本の人口が初めて減少した。前回調査時(10年)と比べ、約95万人の減。区市町村の中で最も人口が多い東京・世田谷区の人口約88万人を上回る減少数だ。現代に生きる我々は日本人と(続く) -
読み解く目線 (4) 中古市場活性化と空き家 築年数の多さを祝うマンション
中古住宅市場活性化に欠かせないメンタリティ(知性・心性)というものがある。それは、築年数を重ねてきた建物に対する愛着である。今日に至るまでの歴史・物語性といってもいいだろう。 時間は目に見えないが(続く) -
読み解く目線 (3) 中古市場活性化と空き家 〝東京砂漠〟から抜け出す
国の住宅政策をまとめた住生活基本計画(全国計画)が近く改定される。平成37(25)年までの新計画には、「急増する空き家の活用・除却の推進」が盛り込まれる。具体的な成果目標としては、平成25(13)年調査時点で318(続く) -
読み解く目線 (2) 中古市場活性化と空き家 革命的需要シフト起こせるか
中古住宅市場活性化の要は「インスペクション(住宅診断・検査)」「既存住宅瑕疵保険」「建物評価見直し」の3点だ。 中でもインスペクションは、その中古住宅がまだ十分使用可能か、どの程度の改修をすれば使(続く) -
読み解く目線 (1) 中古市場活性化と空き家 世帯数がピークを打つまであと3年
中古住宅市場活性化と空き家問題は喫緊の課題である。では、この2大テーマはどういう関係にあるのだろうか。分かっているようで、実は分かりにくい。 活性化の目的は 中古住宅の取引を増やす目的はいくつ(続く)