全国の地価 ~その軌跡と変わる街~ 記事一覧
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日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (31) 石川県金沢市・開発が進む金沢駅西口 「駅裏」から副都心に変ぼう 14年3月に完成したばかりの金沢駅西広場
3月に新幹線開業 北陸新幹線長野-金沢間の開業が3月14日に正式に決定した。停車駅の少ない最速列車で1日10往復が予定されている「かがやき」を利用すれば、東京-金沢間が最短2時間28分となり、現在の上越新幹線と(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (30) 福井市・活性化担う駅西口再開発事業 注目される複合ビルに
21階建てで16年完成 福井市の中心部の活性化を担うJR福井駅西口再開発事業によるビル開発が16年3月の完成に向けて、現在建築中である。再開発ビルは地上21階地下2階建て。建築面積約4610m2で、延べ床面積約3万5140(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (29) 岐阜市・躍進するJR岐阜駅南口地区 希少性見直されて脚光
駅前商業地の南北格差 一般に鉄道の駅前商業地は、表玄関口の反対側にやや繁華性の劣る玄関口を併せ持つ場合が多い。JR名古屋駅のような主要駅でも、東側の桜通口と西側の太閤口では格差が生じている。 JR岐阜駅(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (28) 静岡市・活性化で成功した静岡駅北口商店街 「セノバ効果」周辺に波及
人の往来に変化 静岡駅北口の商店街は、週末ともなれば至る所でイベントが催されるなど、地方商店街でも数少ない活気のある街である。その中でも、駅北口至近の新静岡センター跡地に、静岡鉄道の新静岡駅・バスタ(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (27) 浜松市・商店街に小さなイノベーション 賑わい復活の芽となるか
消えかける街の個性 「まちなか商店街」は、楽しく、活気があり、出かけることにワクワクした場所であったことを忘れていませんか、そして今でも「まちなか」には魅力があることを忘れていませんか? 今から約50(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (26) 名古屋市・変ぼう続ける名古屋駅前 大型プロジェクトが目白押し
07年に最高地が逆転 名古屋市の商業の中心は栄である。しかしながら、旧来の中心商業地から鉄道駅前へという全国的な傾向にならって、発展が目覚ましい名古屋駅前(以下「名駅」と呼ぶ)へ移行しつつある。2000年に(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (25) 三重県伊勢市・賑わいが増す外宮 商業地は前年比8%上昇
「せんぐう館」の開業 伊勢市にある伊勢神宮(神宮)の外宮では、参道沿いの店舗が徐々に増え、12年4月には外宮内に「せんぐう館」が開業するなど、賑わいが増している。参拝客数の推移をみると(グラフ参照)、45~65(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (24) 滋賀県大津市・街中再生へ始動 駅周辺再開発が本格化 大津駅北側駅前に昨年完成した「COCOLAS大津」
ランドマークの誕生 JR大津駅の北側駅前で進められてきた市街地再開発事業の施設建築物「COCOLAS大津」が昨年11月末に竣工した。地上29階建てで、低層階が店舗など、3階から29階が住宅の超高層建物で、一般には住(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (23) 京都市・開発進む京都つむぎの街と周辺 期待感と利便性が地価に
京都府最大の商業施設 京都府最大規模の商業施設「イオンモール京都桂川」が14年10月17日、グランドオープンした。場所は京都市南区と向日市に跨る旧キリンビール京都工場跡地(約22ヘクタール)で、「京都つむぎの(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (22) 大阪市・変わりゆく阿倍野、天王寺 独自性のある繁華街に
あべのハルカスで弾み 大阪市阿倍野区に14年3月、「あべのハルカス」がグランドオープンした。10年1月の着工から約4年。オフィス、ホテル、百貨店、美術館、展望台などの超高層複合施設である。その建物は、超高層(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (21) 神戸市・賑わい取り戻したハーバーランド 商業施設の回遊性が課題
予想超える来場者 今年4月、神戸ハーバーランドの商業施設「umie」が開業1周年を迎えた。地元紙によると、年間来場者数は約1800万人で、予想の1.2倍に達した。隣接する「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モー(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (20) 奈良県生駒市・再開発が進む生駒駅周辺 今春2棟稼働、活性化へ弾み
門前町から住宅街に 生駒市の人口は12万人強で、奈良市、橿原市に次ぐ県内第3位を占め、東側は奈良市、西側は大阪府東大阪市、大東市、四条畷市に隣接し、現在は大阪市中心部へ通勤通学する人のベッドタウンとして(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (19) 和歌山市・期待高まる「まちなか再生計画」 市民主体で30年を構想
成長都市から一転 和歌山市は人口約37万人を有する和歌山県の県庁所在地で、20世紀末まで市街地が拡大し、人口が増加する成長都市だった。97年には中核市に移行したが、21世紀に入り、少子高齢化、若年層の市外へ(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (18) 鳥取県境港市・水木しげるロードに活性化の期待 多彩な行事と風情軸に
境港市は人口約3万6000人。鳥取県の北西端、弓浜半島の北部に位置し、北に島根半島を隔て、美保湾・中海・境水道と三方を海に囲まれた港町である。1956年4月に市制が施行され、総面積28.67平方キロ、砂州であるた(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (17) 島根県松江市・賑わいを取り戻した玉造温泉 自動車道全線開通が契機に
山陰の三大温泉 松江市玉湯町(旧八束郡玉湯町)は、05年3月の合併で松江市となり、中心部には三朝温泉・皆生温泉と並んで山陰を代表する温泉地・玉造温泉がある。 出雲国風土記にも登場する玉造温泉は、その効能(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 16 岡山市・岡山駅近くに誕生する大規模商業 期待感で地価も上昇機運
駅南500メートルの4.6ヘクタールに 東日本大震災を契機に、岡山市は、天災がきわめて少なく、気候の温暖さや住みやすさ、更に地価も安く全国的に注目が進んでいると伝えられるようになっている。その岡山市で今、(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (15) 広島市・動き始めたJR広島駅周辺 シンボル性高い玄関口に
南口と新幹線口 広島県には「厳島神社」と「原爆ドーム」の2つの世界遺産があり、国内外から毎年多くの観光客が訪れている。しかし、陸の玄関口にあたる広島駅の改札を出ると、路面電車のある南口では老朽化した建(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (14) 山口県下関市・復活したJR下関駅前地区 〝身の丈〟再開発が奏功
3カ所ある商業地域 山口県下関市には、代表的な商業地域が3カ所ある。 JR新下関駅周辺地区。新幹線開業に伴い田園地域から住宅地域と変遷し、その後、路線型の商業店舗が出店を重ね、民間を主体とした商業地域の(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (13) 徳島市・切り札の再開発が本格始動 新町地区に高まる期待
徳島市中心市街地は、東西新町商店街を中心とする「新町地区」とJR徳島駅を中心とする「内町地区」の2地区に大きく分けられるが、隣接する北島町・藍住町にある郊外型大型商業施設や大阪などの大都市商業集積地と(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (12) 高松市・最高価格地が丸亀町商店街に 再開発効果で客足増やす
「中央通り」の変遷 高松市は香川県の県庁所在地で、中央官庁の出先機関や大手企業が四国の拠点として支社・支店を置き、かつては支店経済が活況を呈し、中央通りのオフィスビルの需要も高水準を保っていた。だが(続く)