全国の地価 ~その軌跡と変わる街~ 記事一覧
-
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (11) 松山市・中心部再生への街づくり進む 地方都市間競争を意識
「コンパクトシティ、歩いて暮らせるまちづくり」という言葉を昨今よく耳にするが、人口減少時代を生き抜くため、特に地方都市での都市間競争に打ち勝つべく、その模索が始まっている。 5年、10年先見据え 松山(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (10) 高知市・震災懸念で揺らぐ不動産市場 沿岸部と高台地区に違い
人口、世帯数の動き 東日本大震災以降、高知県では実際に津波が襲来し、浸水し、地盤が液状化したわけではなく、また以前から南海トラフ大地震の懸念があったにも関わらず、不動産市場は大きく揺らいでいる。そこ(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 福岡市・政令都市一の人口増加率 背景に交通、産業と国際化
福岡市は13年12月、人口が150万人を突破し、全国の政令指定都市の中で6番目となると共に、人口増加率ではトップとなった。その背景には交通インフラ、産業構造などの優位性が挙げられる。 オフィス・商業施設が(続く) -
~その軌跡と変わる街 日本不動産研究所 全国の地価 (8) 北九州市・小倉北区、魚町銀天街界隈の今後 集客健闘、再開発に期待
活性化基本計画が奏功 北九州市小倉北区のJR小倉駅南側の魚町1~3丁目に位置する魚町銀天街は、古くから小倉の街で市民に親しまれた中心商業地である。戦後1951年には、日本初といわれるアーケード商店街が完成し(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (7) 佐賀市・種地で〝玉突きまちづくり〟 3月に新商工会館が営業 バルーンフェスタの施設となる建物
中心市街地で用地取得 佐賀市内に「玉突きまちづくり」と言える状況がある。県有地を借地していた商工会館は、市がつくった大規模種地に移転し、7階建て新商工会館としてこの3月、営業を開始。今後これを呼び水に(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (6) 長崎市・中心部再興と駅周辺整備進む マンション建設が下支え
観光都市に客戻る 古くから外国への玄関口として発展してきた港湾都市・長崎。外国文化の影響や坂の多い街並みなどから、他都市とは違った景観を保持している。市域の約13%である市街地に人口の約78%が住み、人口(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (5) 熊本市・最大級の再開発事業が始動 中心市街地活性化を担う
熊本市中心部の将来の活性化を担う桜町再開発事業が都市計画決定され、事業認可に向けて動き出した。 事業費は約500億円で、再開発事業費としては熊本県内最大級で、18年春の完成を目指している。予定地は熊本交(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (4) 大分市・駅周辺などで活性化策進む 住宅地 最高地は駅南に
14年地価公示において三大都市圏を除く地方圏では住宅地、商業地とも地価は概ね下落傾向にあるが、下落幅は縮小している。大分市の商業地、住宅地においても概ね同様の傾向を示している。大分市中心商業地域におけ(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (3) 宮崎市・新婚旅行のメッカから脱皮 マンション建設が盛んに
宮崎の地名は「神武天皇の高千穂宮跡と伝えられる皇宮屋、または奈古神社の前に広がる地としての宮前からの転訛かともいわれる」(出典・角川日本地名大辞典-宮崎県版)とおめでたく、かつ古い歴史をもつ。戦国時代(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (2) 鹿児島市・巻き返しなるか「天文館」エリア 一等地の再開発計画が浮上
ピーク時の2割以下に 鹿児島市は人口約60万人と県総人口の3分の1以上を擁する一極集中型の都市であり、中心市街地は商店街・繁華街・歓楽街が集積している「天文館」エリアである。 県下一等地の地価動向(続く) -
日本不動産研究所 全国の地価 ~その軌跡と変わる街 (1) 沖縄県・割高な地価とその背景 戦後体制、鉄道未発達など
三大都市圏外でトップ 他県在住者が想像する沖縄県の住宅地とは、「広々とした庭を備えた赤瓦の木造住宅が立ち並び、ゆったりとした時間が流れている」というイメージかもしれない。しかし、国土交通省の14年地(続く)