三井不動産レジデンシャルと東芝は7月13日、横浜市港北区のマンション、パークホームズ大倉山で実施するマンション向けエネルギーマネジメントシステム(EMS)の実証計画を発表した。同システムは、経済産業省が公募した2011年度次世代エネルギー・社会システム実証事業で採択されたもの。専有部と共用部の2つのEMSを構築、統合することでマンション全体のエネルギー管理の実現を目指す。また、同マンションでは共用部に蓄電池を、専有部にヒートポンプ式給湯器を設置。これらを活用して、地域全体のエネルギー利用情報をもとに、マンション全体で状況に応じた電力制御を行い、地域のエネルギー利用を実証する。
なお、実証期間は入居開始(2012年10月予定)から2014年度までを予定している。