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受付、交付とも減 消費増税の駆け込み反動が影響 住宅性能評価実績 14年7~9月実施状況

 国土交通省は11月27日、14年7月から9月までの住宅性能評価の実績(速報値)を発表し、併せて14年度上半期の速報値も発表した。
 それによると、設計住宅性能評価書(設計段階での評価)の交付実績は、同期間の戸建て住宅の受付が2万2791戸、交付が2万2577戸。共同住宅の受付が2万4630戸、交付が2万2013戸。受付の合計が4万7421戸(前年比21.4%減)で、交付の合計が4万4590戸(同19.7%減)だった。
 建設住宅性能評価書(施工段階と完成段階の検査を経た評価結果をまとめたもの)の交付実績は、戸建て住宅の受付が1万8412戸、交付が1万9685戸。共同住宅の受付が1万9614戸、交付が1万8368戸。受付の合計が3万8026戸(同33.4%減)、交付の合計が3万8053戸(同6.1%減)だった。
 昨年の同じ時期は、消費増税の駆け込み需要のさなかだったため、特に受付については前年比で大幅な減となった。
 14年度上半期(4月から9月)の設計住宅性能評価書の交付実績は、受付の合計が9万2797戸(同20.7%減)、交付の合計が9万2287戸(同19.2%減)。同じく建設住宅性能評価書の交付実績は、受付の合計が7万9461戸(同24.1%減)、交付の合計が6万6574戸(同5.4%減)だった。