政策

19年路線価 全国平均が4年連続上昇、上昇率も拡大

 国税庁が7月1日に発表した19年の路線価(1月1日時点)は、全国の平均値が4年連続で上昇し、上昇率は1.3%(前年比0.6ポイント増)と拡大した。
 都道府県別の状況を見ると、「上昇」が19都道府県(同1増)、「横ばい」が1県(同1増)、「下落」が27県(同2減)。上昇率が最も高かったのは沖縄県で8.3%上昇(同3.3ポイント増)、次いで東京都の4.9%上昇(同0.9ポイント増)だった。
 都道府県庁所在都市の最高路線価については、引き続き東京都中央区銀座5丁目銀座中央通り、通称「鳩居堂前」で、1平方メートル当たり4560万円、同128万円増(同2.9%上昇)となっている。
 なお、路線価は全国の国税局(所)や税務署のほか、国税庁のホームページ(http://www.rosenka.nta.go.jp)でも閲覧できる。