野村不動産ホールディングスは10月28日、22年3月期第2四半期連結決算を公表した。特に利益を大幅に伸ばし、増収増益となった。住宅分譲事業の計上戸数が増加し、粗利益率も上昇するなど、住宅部門が好調だったことが主な要因。通期業績予想については、売上高を減、営業利益・経常利益を増とする修正を行っている。
セグメント別では、都市開発部門で収益不動産の売却収入が増加して増収増益。仲介・CRE部門は、新型コロナの影響が強かった前年同期と比べリテールが回復し増収増益。そのほかの部門も、一部を除き伸長している。
野村不動産HD
決 算 22年3月第2四半期
売上高 2,571億円 (14.8%)
営業利益 403億円 (66.9%)
経常利益 351億円 (80.9%)
当期利益 235億円 (95.5%)
予 想 22年3月
売上高 6,700億円 (15.4%)
営業利益 820億円 (7.4%)
経常利益 740億円 (12.2%)
当期利益 495億円 (17.3%)