富士通ゼネラルの23年3月期第2四半期決算は、海外向け空調機や電子デバイスの売上増で増収となったものの、素材・部品価格や海上運賃の高騰や円安によるコスト増などの影響が大きく、営業利益は前年を下回った。
ただし、経常利益と四半期純利益は、為替差益と上海工場の操業停止などに伴う特別損失の計上により増益した。
今期の通期予想は、第1四半期決算発表時の7月から売上高・営業利益・経常利益・当期純利益のいずれも上方修正した。
富士通ゼネラル
決 算 23年3月期第2四半期
売上高 1,829億円 (36.1%)
営業利益 24億円 (△51.6%)
経常利益 78億円 (43.5%)
当期利益 49億円 (57.1%)
予 想 23年3月
売上高 3,900億円 (37.3%)
営業利益 180億円 (113.2%)
経常利益 220億円 (92.9%)
当期利益 130億円 (249.2%)