三菱地所は11月10日、23年3月期第2四半期連結業績を公表した。それによると、営業利益、経常利益、四半期純益のいずれも過去最高だった。海外、特にロンドンでの物件売却などによる海外のキャピタルゲインの大幅増や、コロナでダメージを受けたホテルや商業施設などが回復したことが主な要因。通期業績予想は変更していない。
コマーシャル不動産事業で、再開発に伴う既存ビルからの賃料収入減少などにより減収減益だった。
住宅事業は販売予定戸数が前年度と比べて半減したため、減収減益だった。分譲マンションの契約率は90%を超え、価格状況も好調。
三菱地所
決 算 23年3月第2四半期
営業収益 5,945億円 (2.7%)
営業利益 1,420億円 (27.2%)
経常利益 1,305億円 (37.9%)
当期利益 763億円 (38.1%)
予 想 23年3月
営業収益 1兆4,160億円 (4.9%)
営業利益 2,910億円 (4.3%)
経常利益 2,710億円 (6.8%)
当期利益 1,650億円 (6.3%)