決算

決算期変更で6カ月分住宅は下期集中が影響 日本ハウスHD24年4月期

 日本ハウスホールディングスは今期より決算期を10月から4月に変更。それに伴い、24年度は、23年11月~24年4月の6カ月間の連結業績を公表(対前期増減率は23年10月期第2四半期と比較。業績予想の増減率は記載なし)。前年の第2四半期比では各段階の損失は縮小したものの減収で着地した。

 住宅事業は、事業エリアや積雪の影響を受けない時期に計上が集中する傾向が影響し、売上高110億4500万円(前年同期比4.3%減)、営業損失5億9500万円(前年は10億9300万円の営業損失)を計上した。

 ホテル事業は、ビジネス需要の堅調な回復や、リゾートホテルの客室稼働率改善が進んだ一方、ホテル新設に伴う減価償却費が増加。売上高17億7300万円(前年同期比9.7%増)、営業損失3億6000万円(前年は3億9000万円の営業損失)で着地した。

 太陽光発電事業などのその他事業では、売上高7000万円(前年同期比3.3%増)、営業利益5300万円(同4.2%減)を計上した。

日本ハウスHD

決 算 24年4月期

売上高 128億円 (2.6%)

営業利益 △12億円 (――%)

経常利益 △14億円 (――%)

当期利益 △12億円 (――%)

予 想 25年4月

売上高 381億円 (――%)

営業利益 20億円 (――%)

経常利益 17億円 (――%)

当期利益 10億円 (――%)

同カテゴリーのプレミアム記事