決算

住宅事業は減収減益戸建て分譲は伸長 タマホーム24年5月期 決算

 タマホームの24年5月期決算は、減収減益で着地した。主力の住宅事業は、売上高1851億2500万円(前年比8.2%減)、営業利益77億8000万円(同12.9%減)を計上。戸建て住宅における地域限定商品や期間限定商品を中心に受注は堅調に推移したものの、注文住宅の引き渡し棟数は7729棟(同14.7%減)にとどまった。また、注文住宅の受注棟数は、8678棟(同10.7%減)だった。

 一方、不動産事業は、売上高547億9200万円(前期比20.7%増)、営業利益33億3900万円(同26.6%増)を計上した。

 戸建分譲事業は、資金回転率を重視し、10区画以下の小規模分譲地を中心に仕入れ・販売を進めた結果、戸建て分譲住宅の引き渡し棟数は1528棟(同22.5%増)に伸長した。また、戸建て分譲住宅の受注棟数は1529棟(同15.8%増)だった。

 オフィス区分所有権販売事業は、東京主要5区の仕入れに取り組んだ。

タマホーム

決 算 24年5月

売上高 2,477億円 (△3.3%)

営業利益 125億円 (△5.1%)

経常利益 128億円 (△4.5%)

当期利益 87億円 (0.4%)

予 想 25年5月

売上高 2,350億円 (△5.1%)

営業利益 137億円 (8.8%)

経常利益 138億円 (7.2%)

当期利益 92億円 (5.1%)

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