サンケイビルは11月11日、25年3月期第2四半期連結決算を公表した。ホテルリゾート事業が好調に推移し、増収となった。
業績の内訳を見ると、6月に開業した神戸須磨シーワールドやインターゲートホテルズが好調に推移し、「ホテルリゾート事業」が売上高244億6600万円(前年同期比43.5%増)、営業利益39億400万円(同56.5%増)を計上し、全体をけん引した。
「賃貸事業」は「ブリーゼタワー」の持ち分増加などで増収となったが、新規稼働物件の竣工事費用の発生などで減益。「販売・売却事業」も増収となったが、前期に高利益率の賃貸レジデンスを売却した反動で減益となった。「その他事業」は建設エンジニアリング事業の受注減や工事損失により減収減益だった。
サンケイビル
決 算 25年3月期第2四半期
売上高 618億円 (15.3%)
営業利益 99億円 (5.4%)
経常利益 87億円 (△2.1%)
当期利益 65億円 (3.9%)