センチュリー21・ジャパンは11月13日、決算説明会を開催し、25年3月期中間期事業報告と業績予想、重点施策を発表した。25年3月期中間期の営業収益は20億1600万円(前年同期比7.4%増)、営業利益は6億2700万円(同30.3%増)、経常利益は6億5000万円(同29.8%増)、当期純利益は4億4500万円(同32.8%増)と、増収増益となった。営業収益の内訳では、サービスフィー収入17億5400万円(前年同期比9.8%増)が全体の85%を占める。24年9月末加盟店舗数は984店舗(期首比10店舗減)となった。
加盟店の総受け取り手数料は288億3000万円で、前年同期比10.3%増加。売買仲介・社有の成約件数は1万6532件(同6.3%増)となり、「都市部住宅価格の高騰や金利の一部上昇などネガティブな材料はあったが、堅調に推移した」と説明。
25年3月期の重点施策は、(1)新規加盟拡大、(2)加盟店支援強化、(3)サステナビリティ取組推進など。新規加盟拡大では、特に目標達成に向け、ウェブ広告や電話営業など加盟ターゲット層を狙った副次的なコンタクトを実行し、加盟候補追客の強化を効率的に実施する。25年3月期末には加盟店舗数1014店舗(前期比20店舗増)を目指す。
加盟店支援強化では、人材強化、営業強化、事業規模拡大を掲げる。中でも事業規模拡大では、経営者の高齢化等による事業継承に取り組む。「潜在的な事業承継問題を抱えた加盟店は少なくない」とし、対応を強化するとした。
センチュリー21・ジャパン
決 算 25年3月第2四半期
売上高 20.1億円 (7.4%)
営業利益 6.2億円 (30.3%)
経常利益 6.5億円 (29.8%)
当期利益 4.4億円 (32.8%)
予 想 25年3月
売上高 39.8億円 (3.4%)
営業利益 9.7億円 (4.4%)
経常利益 10.2億円 (3.6%)
当期利益 7億円 (3.8%)