注目のマンション

注目のマンション 第9回 サンケイビル「ルフォン松戸ザ・レジデンス」

 「マンションは立地が命」と言われる。立地には「利便性」と「環境」の2つの要素があり、それらを高い次元で兼ね備えたマンションには大抵外れがない。

 しかし、実際には両立するのは難しく、だからこそ、最寄り駅から近くて生活利便施設も充実し、緑が多く落ち着いた町並みで…、といった物件には相応の価値がある。

 サンケイビルが売主の「ルフォン松戸ザ・レジデンス」は、常磐線松戸駅から徒歩6分。駅前から続く目抜き通り・伊勢丹通り商店街の外れにあり、目の前には坂川、その向こうには住宅街が広がっている。

 総戸数93戸(うち一般分譲81戸、12戸は地権者)で地上14階建て。東西に長い敷地で、全戸が南を向く。更に、敷地の西側一帯はかつて宿場町として栄えた松戸の面影を残す旧市街地がある。つまり、歴史的景観ゾーン、商業地ゾーン、坂川流域に広がるグリーンゾーンのちょうど中央に位置しているのだ。

 その上、来年で創業40周年を迎え、今年10月にリニューアルオープンした「松戸の顔」伊勢丹松戸店に近接。郊外物件として、立地は申し分ない。

 ここで、立地についてさらに特別な条件を付け足すとすれば、「地域の一番物件である」ということだ。その点で、古くから松戸エリアの象徴的存在である地域一番の百貨店と並んで建つこの物件は、その可能性を秘めている。

 「ルフォン松戸ザ・レジデンス」は、ルフォンシリーズのこだわりである天然石のキッチン天板のほか、千葉の物件ではあまり見られないディスポーザーや食洗器などを標準装備し、上質感を演出して地域の一番物件を目指す。

 HP開設から1カ月で反響は500件超と好調。70m2・3LDK中心で価格は未定。竣工は16年2月中旬を予定している。