日本綜合地所の「ヴェレーナ大宮大門町」が11日、モデルルームをプレオープンした。
新幹線も止まるビックターミナル・JR京浜東北線「大宮」駅から徒歩5分という好立地。1、2階には従前にあったスーパー「マルエツ」がリニューアルして入居予定だ。
大宮は駅の東口と西口で様相が異なる。1980年代から開発が始まり、大型商業施設が並ぶ新しい街・西口と、武蔵野の国一の宮「おひかわさま」の愛称で知られる氷川神社を擁し、門前町として古くから栄えてきた東口。
古くから続く街だけに用地買収が進まず、開発が遅れていた東口だが、17年には物件の斜向かいにショッピングモールや公共公益施設などが入る大型複合施設が開業を予定している。
門前町の面影を残しながら、少しずつ都市機能を更新しつつある大宮駅東口。本物件は、ちょうどその新旧大宮の真ん中に位置する。
地下1階地上14階建ての全48戸(うち4戸が非分譲)、全戸が東向きなのが面白い。
これは東側が低層の住宅街で眺望が抜けていることと、南北に長い敷地のため東向きとすることできれいな長方形の外観が手に入るためだ。
ところで外観といえば、日本綜合地所のヴェレーナシリーズはヨーロピアン調の外観が特徴的だが、今回は等価交換事業かつ駅近物件であることから、モノトーンのスタイリッシュな外観デザインを採用している。
また、全タイプ8メートル以上のワイドスパンであることも特筆すべき点。プラン集を見ると、全てのタイプが正方形に近い形状をしているのが分かる。廊下が少なく、できる限り引き戸を多用していて、専有面積65~70平方メートルながら有効面積が広い。
価格は未定、販売時期は2月中旬予定、竣工は15年1月下旬を予定している。