浦和は、首都圏でも教育水準の高い町として知られている。中でも、昨年度公立高校で東大進学率1位、ラグビー部が花園にも出場し、まさに文武両道を地で行く「県立浦和高校」がある北浦和地区は、埼玉屈指の文教地区といえる。
同地域にあり、毎年浦和高校に多数進学者を輩出している常盤中学校などは、子供の教育のためと、わざわざ常盤中学区に移住する人もいるほどの「ブランド立地」だという。
さて、そんな文教地区の真ん中に誕生するマンションがある。総戸数295戸の「浦和常盤 ザ・レジデンス」だ。
JR京浜東北線北浦和駅から徒歩12分、浦和駅からはバスを利用と、正直駅からは遠い。ただ、周辺は落ち着いた低層の住宅街で、付近には大きな公園も多く、学校や幼稚園が近い。住環境としては申し分ない立地だといえる。
また、目を引くのが土地の形状だ。従前地はJRの社宅だったためか、間に公道を挟むものの、約1万2000m2もの広さがある四方道路のきれいな整形地なのだ。敷地を南北に貫く公道は桜の名所としても知られており、周辺住民の希望もあって立派な桜並木がそのまま残されている。
76戸の東棟、219戸の西棟の2棟構成で、地上10階と14階建て。埼玉ではまだ4物件しか出ていないという免震構造を採用しているのも、大きなトピックだ。
平均専有面積は75m2前後の3LDK中心。平均坪単価215万円は、都心からの距離を考えると少々高い。それでも、免震構造の安心感、住環境のよさを評価して、30~40代ファミリーと60歳以上のシニア層から支持を受けている。販売は最終期2次を2月下旬に控えており、同2月末には竣工を迎える予定だ。