注目のマンション

注目のマンション 第22回 京阪電鉄不、長谷工「ザ・レジデンス東三国」

 京阪電鉄不動産と長谷工コーポレーションは大阪市淀川区で「ザ・レジデンス東三国(総戸数304戸)」の開発を進めている。

 同物件の特徴の1つに、高い利便性が挙げられる。大阪市営地下鉄御堂筋線東三国駅徒歩6分。同駅から新幹線発着駅新大阪駅へは2分、都心・大阪駅へは8分だ。さらに、保育園や小中学校にも近く、子育て環境にも恵まれている。

 敷地内の豊かな緑も魅力だ。様々な木々が植栽され、それぞれの歩道について通りごとに6つのテーマを持たせている。

 また、十八条東公園に隣接しており、開放感のあるランドスケープとなっている。

 さらに、施工会社の長谷工が開発した3つのコンセプトを持つ次世代型マンション企画「Be‐Next(ビーネクスト)」を採用している。1つ目の「基本性能」では、躯体構造を支える梁に従来の梁より厚みを少なくした扁平梁やバルコニー側の室内開口部に高さ約2.1メートルの連窓ハイサッシ、躯体を支える構造柱を戸外に出すアウトポール工法を採用している。これによって、空間プランの自由度が向上し、家具などのレイアウトをはじめ、インテリアコーディネートがしやすいなど、すっきりした無駄のない住空間を実現した。

 2つ目の「可変性」では、今まで動かせなかったキッチン移動を可能にすることで将来、キッチンを含めたリフォームを容易にした。

 3つ目の「環境+防災」では玄関ドア横に自然光・風を取り入れる小窓を設置。さらに、災害発生時に利用できる非常用マンホールトイレやかまどベンチ、非常用飲料水生成システム「WELL UP」を採用している。

 竣工・入居時期は16年3月予定。