キーワード：喜怒哀楽 に関連する記事

• 紙上ブログ　不動産屋の独り言　530　賃貸現場の喜怒哀楽　坂口有吉　手数料を出すか、出さないか　似た状況で分かれる対応

  2019年12月3日号 売買仲介

  　似たような状況で、「手数料を支払います」と言う業者と、「出せません」と言う業者がいた。前者は町場の小さな不動産会社、後者は大手の不動産会社だ。しかも、手数料を支払う、支払わない、というだけの差ではな

• 紙上ブログ　不動産屋の独り言　529　賃貸現場の喜怒哀楽　坂口有吉　管理会社としての〝いい働き〟(2)　義理堅さが成果を生む

  2019年11月26日号 売買仲介

  　家主や他の入居者の説得よりも大問題。それは、なんとご主人がペットアレルギーなのだ。私が意地悪く「もしワンちゃんを取るかご主人を取るか、という決断を迫られたら、今の奥様はワンちゃんを取るでしょうね」と

• 紙上ブログ　不動産屋の独り言　527　賃貸現場の喜怒哀楽　坂口有吉　当社史上最悪の家賃滞納者(3)　裁判後の心配は無用か

  2019年11月12日号 売買仲介

  　A氏の連帯保証人にも電話したが、連絡が付かない。以前はつながった番号だ。何かの事情で番号を変えたのだろう。入居者のA氏本人は知っていると思うが、聞いても教えないだろう。奥さんは良家の子女だったそうで、

• 紙上ブログ　不動産屋の独り言　526　賃貸現場の喜怒哀楽　坂口有吉　当社史上最悪の家賃滞納者(2)　「信用せよ」と言われても

  2019年11月5日号 売買仲介

  　A夫婦の夫は90歳。昔は空手道場を経営していて、自身も有段者。著名な格闘家とも交流がある。背筋も伸びているし、見た目は紳士然としているから、その年齢でも不動産の営業は務まるのだろう。むしろ高額物件を扱(続く)

• 紙上ブログ　不動産屋の独り言　525　賃貸現場の喜怒哀楽　坂口有吉　当社史上最悪の家賃滞納者(1)　同情が判断ミスを招いて

  2019年10月29日号 売買仲介

  　ただ〝最悪の入居者〟というだけなら、何人か該当する人がいる。もちろん、今までにも家賃を半年以上滞納している入居者なら常にいた。今もそういう滞納者が4人いる。しかし、当社にとって、そして家主さんにとっ

• 紙上ブログ　不動産屋の独り言　524　賃貸現場の喜怒哀楽　坂口有吉　人柄のいい人は得をする　更新契約で賃料値下げ

  2019年10月22日号 売買仲介

  　更新契約で来店した女性の話。そのアパートは201号室が1年以上空いていて、その女性が住むのは203号室。共に角部屋だが、203号室が一番いい部屋。窓を開けたときの開放感と、公園が見える景色はこの部屋だけだ。と(続く)

• 紙上ブログ　不動産屋の独り言　523　賃貸現場の喜怒哀楽　坂口有吉　人権研修に物申す(3)　誰が責任を取るのか

  2019年10月15日号 売買仲介

  　八王子での研修の講師は東京都整備局の課長だった。言わずと知れた「我々に業務停止や免許取り消しの処分を下す権限」を持っている役所である。だから恐れをなして、というのではなく、反論するのも馬鹿らしく思え

• 紙上ブログ　不動産屋の独り言　522　賃貸現場の喜怒哀楽　坂口有吉　人権研修に物申す(2)　「日本人と同様に審査を」

  2019年10月8日号 売買仲介

  　最初に国交省不動産業課長名で協会に送られた「不動産業に関わる社会的責務に関する意識の向上について」という文書が協会経由で各会員業者にも送られてきた。そこから同じ内容で何度も人権に関する研修が開かれる

• 紙上ブログ 不動産屋の独り言 517　賃貸現場の喜怒哀楽　坂口有吉　ある家主さんからの相談　腑に落ちない修繕で助言

  2019年9月3日号 売買仲介

  　家主さんから相談事で電話が掛かってきた。都内に住む娘さんの家の件だ。ある住宅メーカーで家を建てて12年が経った先日、壁から出ている蛇口の付け根から水漏れし始めたので、建てた住宅メーカーに電話したという

• 紙上ブログ　不動産屋の独り言　516　賃貸現場の喜怒哀楽　坂口有吉　回りくどい依頼にうんざり　用件は簡潔に願いたい

  2019年8月27日号 売買仲介

  　私に何か依頼してくる際に、回りくどいメールを送ってくる人がいる。まず用件を書けばいいのに「言い訳」から入ったり、修飾語が多くて何が言いたいのかさっぱり分からない。一度に何通も届いたメールの最後まで読

• 紙上ブログ 不動産屋の独り言 493　賃貸現場の喜怒哀楽　坂口有吉　身勝手な老婦人の頼みごと　相手の都合はお構いなしか…

  2019年3月12日号 売買仲介

  　数年前のことだ。入院中のSさんは私に電話してきて、「お宅に預けてある私の部屋の鍵をA商店の奥さんに届けてちょうだい。私の下着を届けてもらいたいから」と言ってきた。私は「まずその用件を相手が了解している