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歩道拡幅事業が進む県庁通り 歩いて楽しい空間に再構築 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第33回 岡山市
岡山県の県庁所在地である岡山市は、宇喜多直家が岡山城と城下町の建設を進めたことに始まり、城下町として発展した。備前国内から多くの商人、職人を集めて城下町に住まわせ、このとき山陽道沿いに形成された商人 -
スマートシティ構築に取り組む県庁所在地 着々と進む情報技術革命 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第32回 山口市
山口市は全国県庁所在地の中で人口(人口密度)は最下位レベルであり、山陽本線が市内を通っていなかったことで、明治以後も発展が遅く戦災もなく、中世そのままの街路が今にその面影を残す。 1969年、山口市の(続く) -
瀬戸内海の絶景を誇る観光スポット 自然や地元と共存 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第31回 香川県三豊市
瀬戸内海絶景の1棟貸し コロナ下における生活様式が変化し、それに伴い不動産のあり方も変わってきている。21年1月、香川県西側に位置する三豊市の荘内半島に「URASHIMA VILLAGE」が誕生した。2000坪の土地に3(続く) -
日本不動研、住宅価格指数は首都圏15カ月連続で上昇
日本不動産研究所は11月30日、「不動研住宅価格指数」の9月値を公表した。2000年1月を100とした指数。それによれば、首都圏総合値は105.16ポイント(前月比1.67%)となり、15カ月連続で上昇した。(続く) -
伝統的な白壁の町並みを維持する観光地 損得なしの感情が人を呼ぶ 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第30回 愛媛県内子町
愛媛に来た際にぜひ足を運んでいただきたい場所がある。県都松山市から南西約40キロに位置する内子町である。 古くから街道の交通の要衝として、また四国遍路の通過地として栄え、江戸時代から明治時代にかけ(続く) -
世界初のDMV運行に取り組む町 バスが線路を走る! 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第29回 徳島県海陽町
人口減少および高齢化の進行を切り口に、縮小する地域の需要に応じた気動車へのダウンサイジングを敢行して、地域交通の存続を模索する取り組みを紹介したい。 徳島県海部郡海陽町は、徳島県最南端に位置し、 -
「天神ビッグバン」が進行するオフィス街と屋台文化 都心で共存する福岡の顔 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第28回 福岡市
福岡市のビジネスゾーンは、おおむね「天神地区」「博多駅前地区」「博多駅東・駅南地区」「祇園・呉服町地区」「赤坂・大名地区」および「薬院・渡辺通り地区」の6つに区分される。その中で随一のオフィス街であ -
変わりゆく都心部とテーマパーク跡地 西日本最大級の商業施設に期待 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第27回 福岡県北九州市
コロナ下での地価上昇 21年7月1日時点の基準地価では、福岡県における全用途の上昇率が1.9%を記録し、上昇率で1981年以来40年ぶりの全国首位となった。福岡市の都市部再開発や周辺の住宅および物流施設に関する(続く) -
日本で初めて磁器が焼かれた「焼き物の里」 岐路に立つ有田陶器市 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第26回 佐賀県有田町
有田町は、日本の伝統工芸品の一つ、有田焼の産地として知られている。16世紀末に豊臣秀吉が朝鮮出兵を命じた際、後の佐賀藩主である鍋島直茂は朝鮮人陶工の李参平らを連れて帰ったといわれ、その後、李参平は有田 -
開港から450年を迎えた重要港湾 文化・歴史育んだ海の玄関口 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第25回 長崎県・長崎港
「長崎」の地名の由来は諸説あるが、長崎市立山周辺から旧長崎県庁のある江戸町へ港に向かって突き出た「長い岬(崎)(みさき)」を含む土地だったとする説がある。岬の突端にある人工の島が「出島」である。 21(続く) -
開発・整備事業が進む熊本城周辺 中心商業地の機能向上へ 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第24回 熊本市
熊本県には、阿蘇や天草などに代表される、心の支えとなる風景があるが、都市にもそのような施設が存在する。熊本城が代表である。熊本城は、加藤清正が1607(慶長12)年に完成させた名城である。天守閣は西南戦争で(続く) -
源泉数・湧出量が全国1位の温泉観光都市 変化に応える不変の資源 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第23回 大分県別府市
大分県別府市は、源泉数および湧出量が全国1位の温泉資源を有する温泉観光都市である。また、泉質の異なる「明礬(みょうばん)温泉」「鉄輪(かんなわ)温泉」など「別府八湯」と呼ばれる温泉郷がある。明治時代には(続く) -
時代に応じたにぎわい創出が進む中心市街地 大規模商業施設の変遷に期待 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第22回 宮崎市
宮崎市は歴史的に見ると、他の県庁所在地で見られるような城下町や炭鉱の町、企業城下町等として発展してきたわけではなく、農業・行政・観光・小売り・サービス業等を中心として発展してきたという側面がある。(続く) -
にぎわい創出を進める県内随一の繁華街 鹿児島の「顔」復権へ 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第21回 鹿児島市・天文館
コロナ下におけるニューノーマルの代表格「テレワーク」の推進により、働く場所を問わない新たなスタイルが浸透しつつある。現時点において、居住地の選択の自由度が高まったことにより地方移住が進むと判断するの -
世界自然遺産登録が決定した沖縄島北部・西表島 豊かな自然を後世に 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第20回 沖縄県
新型コロナウイルス感染症の流行が世界中で多くの人々の生活に影響を及ぼしている中、観光が主要産業の沖縄においては、そのダメージが特に大きい。過去最高の観光客数を更新し続け、街はにぎわいに満ち、県全体が -
プロ野球チームと共に開発が進む街 ウィズコロナ時代の〝開拓〟 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第19回 北海道北広島市
札幌市と新千歳空港の間に位置する北広島市は1884(明治17)年に広島県人25戸103人の入植により開拓が始まった。また、広島県人による開拓が始まる前の1877(明治10)年に北海道開拓史に大きな功績を果たしたクラーク(続く) -
復興を契機とした屋外型レジャー・観光施設 行動変容受け、活況見せる 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第18回 宮城県名取市
東日本大震災による津波の被害が大きかった宮城県南部の沿岸地域で屋外型レジャー・観光施設の開業が相次いでいる。19年4月には亘理町にマリンスポーツ施設「B&G海洋センター」が、21年4月には仙台市若林区に(続く) -
世界文化遺産登録が決定した縄文遺跡 次世代、各方面に魅力発信 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第17回 青森市・三内丸山遺跡
本年7月27日、第44回世界遺産委員会拡大会合において、青森市の小牧野遺跡と三内丸山遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産登録に決定された。当該遺跡は、1万年以上にわたって採集・漁労・狩猟(続く) -
日本初 オーガニックテーマパーク 災害危険区域の利活用 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第16回 岩手県陸前高田市
陸前高田市は県南東端の沿岸部に位置している。東日本大震災では震度6弱を記録し、津波浸水高(最大)は17.6メートル、津波浸水面積は13平方キロに及び壊滅的な被害が生じた。死者・行方不明者は県内最大の1757人(14(続く) -
中心市街地にある千秋公園「お堀」 文化つなぐ外堀空間を利用 一般財団法人日本不動産研究所 ニューノーマル最前線 不動産の〝変〟と〝不変〟 第15回 秋田市
コロナ下において日本全国で新たな生活様式にシフトしつつある。人口減少が進む秋田市でも、都会からの定住・移住に向けた取り組みが実施されており、その効果も相まって、20(令和2)年には8年ぶりに社会増(転入超(続く)