地域再生とまちづくり――各都市が目指すものは 記事一覧
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一般財団法人日本不動産研究所 地域再生とまちづくり ――各都市が目指すものは <第8回> 熊本県山鹿市・交流人口の増加で活性化図る 歴史的温泉浴場も復元 観光資源生かし堅調推移
人口は減少、衰退傾向 現在の山鹿市は、05年1月に旧山鹿市、鹿北町、菊鹿町、鹿本町、鹿央町の合併により誕生した。県都熊本市の北部に位置し、福岡県、大分県に隣接。北部は緑豊かな山林に覆われ、南部は田園地帯(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所 地域再生とまちづくり ――各都市が目指すものは <第7回> 佐賀県小城市・旧来の中心部再形成への試み 駅瓦復元から大学誘致まで 定着、循環型シティ着実に
都市機能の郊外化 佐賀県は佐賀市を中心に東西で少子高齢化への関心に温度差がある。これには地理的関係が大きく影響しており、一般に福岡・久留米方面に近い東側市町の人口は微増減に留まる一方で、西側に位置(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所 地域再生とまちづくり ――各都市が目指すものは <第6回> 鹿児島県薩摩川内市・地域おこし協力隊が活躍 3年間で326商品開発 加工食品から体験ツアーまで
若者を受け入れ テレビ番組の企画で地域おこし協力隊の見習い隊員としてタレントが派遣され話題となった甑(こしき)島。協力した薩摩川内市では現在、地域おこし協力隊の新規隊員を募集中である(6月10日時点で5(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所 地域再生とまちづくり ――各都市が目指すものは <第5回> 大分市・駅周辺整備で街が大きく変ぼう 新駅ビルに圧倒的集客力 アーケードには相乗効果も
チャレンジ創業! 大分市における「地方創生」事業の一つに、「チャレンジ創業!大分市創業者応援事業」がある。この事業は賃料の補助など事務所の開業費用から販売促進まで幅広い支援を行うもので、「活力に満ち(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所 地域再生とまちづくり ――各都市が目指すものは <第4回> 長崎県西彼杵郡時津町・今も昔も交通の要衝 誰もが住みたくなる町へ 平たん地多く商業集積地に
人口は増加傾向続く 時津町(とぎつちょう)は長崎市の北隣、大村湾の南岸に位置する、人口約3万人の長崎県では最も小さい面積の町である。多くの自治体が高齢化や過疎化に伴い人口が減少し続ける中で、時津町は(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所 地域再生とまちづくり ――各都市が目指すものは <第3回> 宮崎県日南市〝よそ者、若者〟が取り組む活性化 高い委託料で人材公募 商店街に4年間、20店舗誘致へ
日南市は宮崎県の南寄りに位置する九州の小京都と称される飫肥(おび)地区や、風光明媚な日南海岸国定公園、鵜戸神宮を抱える観光のまちであり、油津港には県内最多のクルーズ船(15年で約18隻)が入港する。乗船者の(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所 地域再生とまちづくり ――各都市が目指すものは <第2回> 福岡市・ウオーターフロント地区の再整備 大型クルーズ船受け入れ MICE誘致体制も強化
観光客、最多を更新中 15年国勢調査(速報値)によると、福岡市の人口は約154万で神戸市を650人上回り、政令市の中で5番目の都市になった。日本全体の人口が減少する中、福岡市は今後もしばらくは人口増加が続く(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所 地域再生とまちづくり ――各都市が目指すものは <第1回> 沖縄県那覇市・農連市場地区防災街区整備事業 賑わいと交流の生まれる マチグワー(市場)空間へ
動き出した再開発 那覇市中心市街地の南に位置する農連市場は、戦後の混乱期から続く生鮮野菜を中心に肉、魚、日常雑貨までも提供するマチグワー(市場)であり、1953(昭和28)年に開設されて以降、沖縄県民の台所(続く)