列島 ホットなまち 記事一覧
列島 ホットなまち
全国各都市などで注目されるまちやエリアを紹介する連載、「列島 ホットなまち」。大都市から地方都市まで、様々な地域活性化への取り組みが行われています。そうした各地の状況や動きなどを、全国に拠点網を持つ一般財団法人日本不動産研究所の協力を得てレポートします。
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列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□50 東京都・開業1周年の東京スカイツリー 周辺と連携で新たな可能性
群を抜く注目度 東京スカイツリー。ご存じ、昨年5月に開業した634メートルの高さを誇る電波塔である。 12年は「渋谷ヒカリエ」「ダイバーシティ東京プラザ」など、都内で様々な注目スポットが開業したが、東京スカ(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□49 福島県・「がんばっぺ!」いわき市 観光客戻り地価も上昇
類を見ない多重災害 11年3月11日に発生した東日本大震災は、地震・津波・原発事故と過去に類を見ない多重災害を福島県にもたらした。あれから2年を経過したが、今なお多くの人々が県内外への避難を余儀なくされ、(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□48 山形市・中心市街地活性化と道路網整備 郊外に地価変動率0%地点
3つの戦略拠点建物 山形市は、戦時の空襲が比較的少なかったため、昔ながらの趣のある建造物が多数残っており、それを生かした街づくりが盛んになっている。 県内初のRC造の学校建築として1927(昭和2)年に建てら(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□47 秋田県・伝統商家の街並みを残す横手市増田町 景観より「内蔵」に注目
敷地の奥にひっそりと 秋田県内で近年、観光資源として注目を集めているのが横手市増田町の「中七日町通り」である。旧街道筋に、間口が狭く、奥行が100メートル余もある短冊状の地割りが並び、江戸時代から明治、(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□46 岩手県・平泉町、世界遺産のまちづくり 文化財保護と地域を共生
全域が景観計画区域 東日本大震災から約3カ月後の11年6月、平泉町の「中尊寺、毛越寺、観自在王院跡、無量光院跡、金鶏山」が世界遺産に登録された。東北・北海道では初の文化遺産で、往時の繁栄・思想をしのばせ(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□45 青森市・活性化策が進む中心市街地 2棟の再開発ビルに期待 中心商店街の空地・空店舗の推移
特産市場と交流施設 青森市は05年4月1日、旧浪岡町と合併し、総面積824.56平方キロ、人口30万人を超える新「青森市」となった。06年3月末時点の人口は31万3733人(12万9598世帯)だったが、12年3月末は30万778人(13(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□44 宮城県・変貌する仙台駅東口地区 家電量販店、ホテルが進出 仙台駅西口と東口の地価推移
戦災を免れた地区 仙台市の玄関口といえば、国内最大級のペデストリアンデッキの駅前広場、杜の都を象徴する高層ビル群とケヤキ並木の青葉通りに連なる、JR仙台駅西口であろう。 1945(昭和20)年7月10日の仙台空(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□43 愛媛県・中四国最大のSCがある松前町 『エミフル効果』は地価にも
5年たっても活況 08年4月26日、県都松山市の隣町・松前町に中四国最大級のショッピングセンター(SC)「エミフルMASAKI」がオープンした。開店前に徹夜組を含む約7000人の行列ができ、1日で町人口の3.3倍に当たる約1(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□42 高知県・復活の兆し見せる林地と林業 再生プランなどで着実に
全国屈指の森林県 高知県は県土の約84%を林野が占める全国屈指の森林県である。全国的に見て林地の素地価格は長らく下落傾向にある。当研究所調査による全国平均山林素地価格は、戦後一貫して上昇してきたが、1983(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□41 徳島県・変容進む徳島市中心市街地 素材生かした新陳代謝を
地方都市の状況は、郊外型商業施設の隆盛と市街地中心部の地盤沈下を背景として、中心市街地の衰退と活性化プロジェクトが話題のトップに挙がることが多い。徳島市についても同様であるが、一つひとつの「活」と「(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□40 香川県・現代アートで再生した「直島」 世界が注目する島に
企業城下町として発展 直島は、香川県香川郡直島町に属し、高松市の北方約13キロに位置する瀬戸内海の離島で、高松港からの所要時間はフェリーで約1時間、岡山・宇野港からは約20分である。直島町全体の人口は約32(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□39 山口県・新駅舎が開業する要衝、下関市 身の丈に合った周辺開発
次世代育成拠点施設も JR下関駅。本州最西端の駅舎である。下関の古称が赤間関であり、赤馬関とも書かれていたことから、その略称により1901年(明治34年)馬関駅と名付けられたが、翌年、市の改名とともに現在の名(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□38 岡山市・優れたるもの3プラス「α」 駅近立地の持つ重み
岡山市民でもその価値の大きさにあまり気付いていないものがたくさんあるが、その代表的なものを3つ挙げよう。誰でも気付く「後楽園」を1に、「県総合グラウンド~いずみ町」を2、「西川緑道公園~本町界隈」を3。(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□37 島根県・ご縁を結んで賑わう出雲市大社町 平成大遷宮と周辺の整備
変化を感じる町 ここ数年、島根県内で訪れるたびに変化を感じるホットなまちと言えば、出雲市大社町である。全国的にも有名な出雲大社のあるこの町は、以前は島根県簸川郡大社町であったが、05(平成17)年3月に出雲(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□36 鳥取県・若桜鉄道によるまちづくり 歴史遺産とSL目玉に
09年に関連施設を登録 若桜(わかさ)鉄道は、鳥取県東部のJR因美線郡家駅(八頭町)と若桜駅(若桜町)を結ぶ延長19.2キロの鉄道で、1930(昭和5)年に鉄道省若桜線としてスタートし、87年10月にJR西日本から引き継ぎ第三(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□35 広島市・意外と元気な既存中心商店街 「八丁堀」と「紙屋町」を比較
相続路線価は同額 全国の主要地方都市と同様に、広島でも中心商店街は徐々に衰退化し、郊外型店舗の躍進が目立っている。しかし、百貨店がある「八丁堀」や「紙屋町」などの既存商店街が意外なほどの集客を見せて(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□34 福井県・城下町再生に取り組む大野市 名水の町観光と交流で
越前の小京都 大野市は福井県東部に位置し、その面積は県内最大で、東京23区をも上回る。中心市街地から岐阜県境までは大半が山林で、その面積割合は市域全体の約87%を占める。 現在の中心市街地は、今から約430(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□33 富山県・地価上昇した2つの住宅地 屈指の文教地区と新興開発地
12年都道府県地価調査(7月1日時点)によると、富山県の全用途平均地価は2.1%下落(前年3.3%下落)し、93年から20年連続の下落となった。用途別では住宅地が2.0%、商業地が2.2%各下落した。下落率は横ばい地点の増加な(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□32 石川県・北陸新幹線に期待高まる金沢市 「オール石川」で浮揚の兆し
14年度末に新幹線開業 14年度末に開業する北陸新幹線の金沢駅新築工事が12年12月、着工した。駅ホーム階の柱には金沢金箔のパネル、中2階の壁には加賀友禅の意匠が用いられ、他に素材として能登ヒバの板、九谷焼や(続く) -
列島 ホットなまち 一般財団法人日本不動産研究所 □□31 三重県・賑わい取り戻した伊勢市 地域一体の町おこしが成功
秋に第62回式年遷宮 13(平成25)年秋の第62回遷宮に向けて、三重県伊勢市の伊勢神宮は賑(にぎ)わいを見せている。 伊勢神宮は、神社本庁の本宗とされ、正式名称は「神宮」である(伊勢神宮は俗称)。遷宮は、(続く)