資産活用提案――地道に愚直に正直に その後のJAグループ愛知 記事一覧
資産活用提案――地道に愚直に正直に その後のJAグループ愛知
供給過剰にもかかわらず賃貸住宅の建設は進んでいる。そのボリュームの多さから、新築でも既存の空室対策でも他とは違った付加価値を付けなければ市場に取り残されることになる。昨年9月から10月にかけて、5回シリーズで連載した「JAグループ愛知の挑戦」。厳しい市況にも負けない賃貸住宅の在り方に取り組んできたスタッフたちの、7年間の軌跡を報じたものだ。それから半年。ステージを更に一段上げるべく新たな取り組みを始めた。4回に分けて掲載する。
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資産活用提案――地道に愚直に正直に その後のJAグループ愛知 (4) 「面倒な作業こそ、我々の仕事」
「暮らす会」のメンバーは、〝ひとつなぎ〟をテーマとした全体のプランニングについては「合格点」を出した。ただ、個々の部分での改善要望として次のような提案があった。 まずは冷蔵庫の設置場所について。(続く) -
資産活用提案――地道に愚直に正直に その後のJAグループ愛知 (3) 「必要」の積み重ねで企画
専用庭に〝仕掛け〟 前回連載で記載した通り、今回のプランでは、敷地面積の広さを生かして「専用庭」を設けたわけだが、単に「遊べる広さの庭を設けた」というわけではない。リビングからつながりを持たせた「屋(続く) -
資産活用提案――地道に愚直に正直に その後のJAグループ愛知 (2) 家族の〝つながり〟形に
JAあいちによると、愛知エリアの賃貸市況の一つの特徴として「広い住宅を供給しても家賃が上がるとは限らない」といったものがある。今回の戸建て賃貸住宅の開発に当たってはそのことを考慮し、新婚世帯をターゲッ(続く) -
資産活用提案――地道に愚直に正直に その後のJAグループ愛知 (1) 「意見」聞き、「裏付け」得る
「この形状は思いもつかなかった。素敵ね」「この空間は落ち着ける。とてもいい」「この幅だと、モノを置くと通りにくいのでは?」 愛知県東海市で開催された戸建て賃貸住宅の内覧会。建築企画したJAあいち経(続く) -
JAグループ愛知の挑戦 資産活用提案のプロへ(5) ~7年間の軌跡~ 今後も継続、変化への挑み
「自分たちの存在意義が問われるじゃないですか」。地域開発課の亀島康浩課長は笑いながら話す。 空室に対する厳しい意見がオーナー(組合員)から増えてきたとはいえ、亀島課長が危機感を抱き始めた7年前もアパー(続く) -
JAグループ愛知の挑戦 資産活用提案のプロへ(4) ~7年間の軌跡~ 「意見を真摯に聞く場」設置
「とにかくもの凄い勢い。そこまで言う? というくらい意見がたくさん出た」。事業責任者の亀島康浩課長は苦笑い交じりに話す。 7年前、亀島課長が住宅プランナーの清水勝氏に、魅力ある住宅づくりへの協力を依(続く) -
JAグループ愛知の挑戦 資産活用提案のプロへ(3) ~7年間の軌跡~ 事情把握し最善プラン
オーナーに対する資産活用提案としては、リノベーションを通じた建物再生(空室対策)のほかにも、将来を見据えたアパート事業全体の方向性といった「事業再生」を提案しなければならないケースも出てくる。建物だけ(続く) -
JAグループ愛知の挑戦 資産活用提案のプロへ(2) ~7年間の軌跡~ まずは「暮らし」をイメージ
「とっても素敵な物件によみがえりました。リノベーションしたのですよ。ダウンライトを新たに取り付けて、和室の押し入れスペースだった場所を玄関の土間スペースに変更しました。リノベーションっていいですね」(続く) -
JAグループ愛知の挑戦 資産活用提案のプロへ(1) ~7年間の軌跡~ 覚悟決め、〝住まい手目線〟へ
過去に実施した空室対策、入居者動向やエリアのニーズ、効果的な空室対策などに対する客付業者へのヒアリング。更には空室原因や該当物件の問題点に対する自分なりの分析、想定ターゲットと物件コンセプト、そして(続く)