令和時代の賃貸ビジネス ~コンサルタント沖野元の視点~ 記事一覧
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「令和時代の賃貸ビジネス」~コンサルタント沖野元の視点~ 第51回 建物構造とエリアで差が出た定期借家募集家賃
今年もアットホームによる「定期借家物件の募集家賃動向(2023年度)」がリリースされたため、この内容について考察していきたい。 ◎ ◎ ◎ 今回は特に東京都内のマンションとアパートにおける(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第50回 家賃値上げの適切なタイミングとは
前回は家賃値上がりの実態とその要因について書いた。今回はもし値上げするとしたらどのタイミングで行うのが適切かについて考察してみたい。 ◎ ◎ ◎ まず家賃値上げを行うには借主側にその土(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第49回 家賃値上がりの実態と その要因
4月10日の日経新聞朝刊に「物価高、家賃も動かす」というタイトルの記事が掲載された。記事では消費者物価指数で賃貸住宅の家賃を示す指数が上がっていることや大手管理会社が契約更新時に家賃の値上げを打診して(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第48回 電子契約は業務効率アップに貢献 特に定期借家契約
前回に引き続き電子契約についてである。 まずは電子契約に先駆けて解禁となっていたIT重説について確認しておきたい。「IT重説」は2年間の社会実験を経て平成29(2017)年10月から本格運用が始まった。流れと(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第47回 不動産の電子契約 お客様の要望が後押し
デジタル改革関連法が施行されてもうすぐ2年を迎えようとしている。その一環として宅建業法も改正され重要事項説明書など宅建業者が交付すべき書類に押印が不要となり、これによって電子契約が可能となった。遅れ(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第46回 シックハウスは事前対策 さらなる規制が望まれる
前回は賃貸住宅で起こったシックハウス症候群の事例として、20年以上前の筆者自らの経験を述べた。シックハウス症候群については2003年の建築基準法改正によりクロルピリホスの使用禁止、ホルムアルデヒドの使用制(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第45回 未だに賃貸住宅で起きるシックハウス問題
本紙先週号及び先々週号の「ADR相談からみる事業者のためのトラブル事例―傾向と対策」において2週に渡ってシックハウスのトラブルが報告されており興味深く読んだ。実は筆者もシックハウスについては苦い経験があ(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第44回 リノベーションにおける耐震性確保
前回に引き続き不動産流通推進センター主催の「公認不動産コンサルティングマスター 不動産コンサルティング事例発表会」の内容である。この日は事例発表の他にリノベーションの旗手である内山博文氏による講評と(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第43回 欠点を長所に変えて満室を実現させた事例
今月7日に開催された公益社団法人不動産流通推進センター主催の「公認不動産コンサルティングマスター 不動産コンサルティング事例発表会」に参加してきた。筆者は初参加だったが、コロナ禍を経て久々の会場開催(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第42回 避難先の賃貸住宅 役立つのは耐震性確保済み
前回は能登半島地震であらためて耐震性確保の重要性を説いた内容となった。被災地ではすでに2次避難が始まっている。今回はそうした避難先としての賃貸住宅の役割について考えてみたい。 □ ■ □(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第41回 今こそ新耐震基準のグレーゾーン周知を
令和6(2024)年は元日の能登半島地震で波乱の幕開けとなった。被災された方々にはお見舞い申し上げます。 報道によると石川県内では16日までに2万棟を超える住宅の損壊があったことが分かった。古い木造住宅の(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第40回 物件の基本機能向上とコミュニティ機能の設備が鍵
前回は賃貸住宅が、高騰する新築分譲マンションの購入をあきらめた中間層の受け皿となり得るかについて考察した。それはオーナーや管理会社側の努力次第であるとも書いた。では具体的にどう努力すれば良いのかにつ(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」~コンサルタント沖野元の視点~ 第39回 賃貸住宅は中間層の受け皿となり得るか
不動産経済研究所の首都圏新築分譲マンション市場動向(2023年上半期)によると、新築分譲マンションの平均価格は8873万円と、最高値を大幅に更新している。にもかかわらず契約率は節目となる70%台を保っている。(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第38回 「働く」ことのできる賃貸住宅とは
前回は賃貸住宅における「住む」場所から「働く」こともできる場所への変化について考察した。では具体的にこの変化にどう対応するかという点について考察したい。 ◎ ◎ ◎ 国土交通省が実施し(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第37回 賃貸住宅における「住む」から「働く」とは
米国のシェアオフィス大手のウィーワークが今月6日に経営破綻した。 日経新聞の記事によると総負債額は100億~500億ドル(約1.5兆~7.5兆円)という。どうしてこんなことになってしまったのか。同記事によると(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第36回 求められる賃貸住宅とは 借主の困りごとから考える
前回の稿では一般的な賃貸住宅が有り余っている中で、これから賃貸住宅を新築またはリノベーションする場合により精緻(せいち)な市場調査が求められると書いた。では今はやりのコンセプト賃貸にすれば良いかという(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第35回 なぜニーズのない物件ができてしまうのか
このところ筆者が働いている渋谷では、飲食店等のリアル店舗のテナント入れ替えが多くなっている。 街を歩いていると、新しいお店ができたと思ったら数カ月後に同じ通りを歩くともう閉店になっていたり、また(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第34回 不動産と建築との融合、そして街との融合は可能か
前回の稿では「街を壊す不動産屋の論理」という穏やかではないタイトルを付けた。そこには筆者がかつて暮らし、愛した街が不動産屋の論理で壊された〝怒り〟が込められている。 では、どのようにしたらそのよ(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」~コンサルタント沖野元の視点~ 第33回 街を壊す「不動産屋の論理」
この夏に筆者が昔住んでいた街に行く機会があった。その街に住んでいたのは30年ほど前で、その頃は瀟洒(しょうしゃ)なカフェやケーキ屋、レストラン、パン屋が軒を連ねていた。「Hanako」というトレンド雑誌でパリ(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第32回 LPガス問題はなぜ起こったか 入居者軽視のつけ
前回の稿ではLPガス問題のスキームとそれにメスが入ったことについて書いた。今回はその本質とこれからについて書いてみたい。 LPガス問題とはLPガス事業者とオーナーの癒着であり、お互いにメリットを求めた(続く)