令和時代の賃貸ビジネス ~コンサルタント沖野元の視点~ 記事一覧
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「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第23回 ホームステージング白書2022を読み解く
前回この稿でホームステージングについて書いたら、それを見た一般社団法人日本ホームステージング協会の杉之原冨士子代表理事より「興味深く読んだ」と連絡をいただいた。更に「ホームステージング白書2022」が最(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」~コンサルタント沖野元の視点~ 第22回 複数あるホームステージングの手法
前回、日本にホームステージングが入ってくる2013年よりも前にそれに似たドレスアップという手法で空室対策をしていたA氏のことを書いた。同様なことを同じ時期に趣向を変えてやっていたのがB氏だ。B氏のやり方は(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」~コンサルタント沖野元の視点~ 第21回 ホームステージングは空室対策の武器になるか
今回より賃貸物件におけるホームステージングについて考えてみたい。ホームステージングとは、1970年代から米国で中古の住宅を売りに出す際にその室内を家具やインテリア用品で飾り付けることによって、より早く、(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第20回 分譲賃貸オーナーのデメリット、管理会社のベネフィット
今回は分譲賃貸を行うオーナーについてのデメリットや注意点から考えてみたい。次のようなものが考えられる。 管理費と修繕積立金がかかる 家賃が入ってきてもこれらの費用はオーナーが支払うことになるの(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第19回 分譲賃貸を行うオーナーのメリットとは
今回と次回は、分譲賃貸を行うオーナーについてのメリット・デメリットについて考えてみたい。 分譲賃貸を行うオーナーにとっては次のようなメリットが考えられる。 ・ライバルが少ない 前々回のコラ(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第18回 分譲賃貸の訴求力 ~ハードだけでなくソフトも~
今回は、お客様が分譲賃貸に求めるものについて考えてみたい。 私の会社でも過去多数の分譲賃貸を取り扱ってきており、現在もそのいくつかを管理している。それらの特徴を挙げると、まず、いずれも都心の駅近(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第17回 根強い需要、分譲賃貸という存在は2通り
今回は分譲賃貸について考えてみたい。分譲賃貸とは文字通り分譲されたマンションで賃貸に出されているものをいう。 分譲賃貸といっても大きく2種類に分けられる。ワンルームタイプとファミリータイプで、ワ(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第16回 戸建て賃貸の出口における注意点
前回のコラムでは戸建て賃貸の賃貸経営上におけるデメリットや注意点について書いた。今回はその出口についての内容である。 投資としての戸建て賃貸の出口が簡単なものではないとは容易に想像できるだろう。(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第15回 戸建て賃貸のデメリットとリスク
前回のコラムでは2週にわたって戸建て賃貸の優位性やメリットを述べた。今回はオーナーや管理会社にとってのデメリットやリスクについて、複数の戸建て賃貸を管理してきた経験からお伝えしたい。 まずは入居(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第14回 戸建て賃貸が決まりやすい理由
前回に引き続き、戸建て賃貸についてである。 私の会社でも戸建て賃貸の管理をしているが、アパート・マンション(以下アパマン)などの集合住宅に比べて決まりやすい。今回はその理由について考えてみたい。(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第13回 戸建て賃貸の可能性、なぜ注目されるのか
ここのところ戸建て賃貸が熱い。8月、不動産運用会社のケネディクスが戸建て賃貸ファンド事業を今年中に1200戸以上に増やす方針を発表した。また、収益不動産の販売や管理を行う武蔵コーポレーションは地方で中古(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第12回 自宅を貸したい顧客に定期借家を勧める理由
前回は自宅を貸したいというお客様に住宅ローンの有無など注意する点があると書いた。今回はその際の契約形態についての内容である。結論から言うと、自宅賃貸では多くの場合、定期借家契約がカギとなる。 (続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第11回 自宅を貸したい顧客にどう対応するか
最近、私が運営しているYou Tubeチャンネルでの「自宅賃貸」に関する動画の再生回数が伸び、そこからの問い合わせが増えてきている。 いくつかある動画では、自宅というのは「売る」という選択肢以外に「貸す(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第10回 工作物責任リスクと求められる借主の安心・安全
前回のコラムでは最後に阪神淡路大震災で倒壊した賃貸住宅で亡くなった借主の遺族が貸主を訴え、貸主はその裁判で負けたことに触れた。 今回はその裁判の詳細とポイントとなった工作物責任について考察したい(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第9回 旧耐震基準の賃貸住宅 耐震改修やるだけ損か
今回から2回にわたって賃貸住宅の耐震について考察したい。 昨今、分譲マンションの所有者の高齢化による管理不全が話題になることが多いが、賃貸住宅もオーナーと共に建物の高齢化が進展するという意味では(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第8回 定借導入には物件力アップが不可欠
前回に引き続きアットホームの「定期借家物件の募集家賃動向(21年度)」を分析していきたい。今回のデータで注目したい部分の一つは、東京23区の全面積帯のマンションにおいて定期借家(定借)は普通借家よりも高い家(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第7回 タワマン なぜ定期借家契約が多いのか
今年の5月にアットホームから「定期借家物件の募集家賃動向(21年度)」がリリースされた。今回と次回のコラムはそのデータを分析するものとしたい。私の会社では管理物件の半数以上を定期借家契約(以下定借)による(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第6回 無視できなくなった世界的潮流「SDGsとESG」
今回は令和に入って加速している5つの大きな変化の5つ目である「SDGsおよびESGの浸透(地球規模の流れ)」について、不動産賃貸ビジネスに及ぼす影響と対応を考察する。 ◎ ◎ ◎ ここで改めて確認(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第5回 多様化するニーズにどう対応するか
今回は令和に入って加速している5つの大きな変化の4つ目である「ダイバーシティの促進・多様化するニーズ(お一人様の増加)」について、不動産賃貸ビジネスに及ぼす影響と対応を考察したい。 ◎ ◎ ◎(続く) -
「令和時代の賃貸ビジネス」 ~コンサルタント沖野元の視点~ 第4回 予測不能な社会にどう対応するか
今回は令和に入って加速している5つの大きな変化の3つ目である「自然災害・パンデミック・戦争(予測不能な社会)」について、不動産賃貸ビジネスに及ぼす影響と対応を考察したい。 言うまでもないが、自然災害(続く)