国土交通省は、国内の既存ビル・中小規模のビルで、良好な環境対応を行っている事例の収集や公開を目指す。不動産の環境対応推進を目指し、投資家やディベロッパー、テナントなど多様な市場参加者の共通認識の醸成に向けた施策の一環。11月から環境対応推進策について議論を行っている環境不動産懇談会で、「既存ビル・中小規模ビルの環境対応が重要」といった意見が挙がったことを踏まえて実施する。
なお懇談会は、来年3月にも提言を取りまとめる方針。既存ビルや中小規模ビルの事例集も、その時期をメドに作成。国交省ホームページ内「環境不動産ポータルサイト」での掲載を目指す。