矢野経済研究所はこのほど、住宅リフォーム市場に関する2011年第3四半期(7~9月)の概要を発表した。
それによると、同期間のリフォーム市場規模は1兆7234億円で、前年比17.9%増となった。震災以降は10%以上の落ち込みをみせていたが、第3四半期で大きく盛り返した。控えられていたリフォーム需要が、一気に顕在化したと分析している。また、建材・資機材の供給不足がある程度解消したこともプラス要因となった。
なお、11年第3四半期までの累計(11年1~9月)は4兆2449億円(前年比2.2%減)。11年の年間規模については、5兆7000億~6兆円の間になると予想している。
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