不動産サイトを運営するオウチーノ総研(東京都港区、井端純一社長)は、首都圏各沿線の公立高校の学力を参考に「住宅地」と「沿線」の視点から、首都圏沿線の学力偏差値ランキングを作成した。各沿線にある公立高校のうち、「偏差値65以上の高校」の割合を算出し、その割合の高い順位に10位までをランキングしたもの。
それによると、最も割合が高かったのは40%のJR根岸線で、2位に6.7ポイントの差をつけた。沿線には横浜翠嵐高校、柏陽高校などがある。2位は日比谷高校、新宿高校がある、33.3%の東京メトロ丸の内線、3位は横須賀高校、光陵などがある30.8%のJR横須賀線だった。
4位以下は順に、東急東横線、京王井の頭線、JR中央線とJR山手線が同率で並び相鉄本線、東京メトロ南北線、JR京浜東北線と続いた。
同総研では、トップテン入りした沿線には、「ブランドイメージの高い街を擁している」「高級住宅街を通る」といった共通点があり、住みたい街、好きな街などとして挙げられることが多いと分析している。
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