国土交通大臣が指定する住宅専門の保険会社(保険法人)の住宅保証機構が、リフォーム瑕疵(かし)保険の保険期間を通常の5年から10年間にする特約サービスを開始した。対象は構造や防水に関わるリフォーム工事。一定の条件を満たす団体などに加盟する事業者が利用することができる。大規模リフォーム工事を行う場合、通常の5年では保険期間の短さが指摘されているという。保険期間の延長を図ることでそうしたニーズに対応する。
なお、保険期間の延長特約は保険料が割高。例えば、支払い限度額300万円の保険契約で料金が2万円程度上がるという。検査費用や検査内容についての変更はない。