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地方公共団体向けに「大街区活用」の執務資料を策定 国交省

 国土交通省は4月9日、細分化された土地を集約して大型の街区を作る「大街区活用」の執務参考資料を策定した。地方公共団体などに積極的な採用を促す。
 大街区化とは、複数の街区に細分化された土地を集約・整形して大型の街区を創出することで、敷地の一体的利用と公共施設の再編を図り、また、既存の公共用地の有効利用を図りつつ、民間投資を誘発させるもの。国交省では、11年3月に「大街区化ガイドライン」を作成し、推進を図っていたが、地方公共団体から実務的課題に関する詳細な技術情報を求める声や、民間事業者からは、大街区化に対する考え方の事前明示がないと事業を進めにくいなどの意見が上がっていた。