国土交通省は4月21日、建築物ストックの省エネルギー改修などの促進のため、民間事業者が行う省エネ改修工事などに費用の一部を支援する推進事業の提案募集を開始した。
既存建築物ストックの省エネ化の推進と関連投資の活性化を図るものだが、住宅については対象外。
主な事業要件は、躯体(外皮)の省エネ改修を行うもので、改修前と比較して概ね15%以上の省エネ効果が見込まれる工事であること、省エネ改修工事とバリアフリー工事の事業費が合計500万円以上であること――などとなっている。
補助の対象は、省エネ改修工事に要する費用、エネルギー使用量の計測などに要する費用、バリアフリー改修工事に要する費用(省エネ改修工事と併せて行う場合に限る)。
補助率は改修工事費用の3分の1で、1件5000万円が上限となっている。応募期間は5月22日まで。応募の問い合わせ先は、建築研究所・建築物省エネ改修事業担当、電話03(3222)6750まで。
政策