国土交通省は5月12日、14年3月の建設工事受注動態統計調査をまとめ、発表した。
3月の受注高は8兆5772億円で、前年同月比3.1%増となった。このうち、元請け受注高は6兆829億円(同2.8%増)、下請け受注高は2兆4943億円(同3.9%増)だった。
業種別にみると、総合工事業が5兆5348億円(同1.0%増)、職別工事業が9682億円(同2.1%増)、設備工事業が2兆742億円(同9.6%増)で、職別工事業は11月から減少傾向になっていたが、5カ月ぶりに増加した。
元請け受注高のうち、公共機関からの受注高は2兆4045億円(同18.2%増)、民間などからの受注高は3兆6785億円(同5.3%減)。
民間などからの受注工事を工事種類別にみると、多いのは「住宅」が1401億円、「医療・福祉施設」が1190億円。発注者別・工事種類別にみると、不動産業の「住宅」が1254億円、サービス業の「医療・福祉施設」が1048億円の順となっている。
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