日本政府観光局は3月18日、2月の訪日外国人旅行者数を発表した。それによると、2月に訪日した外国人旅行者は138万7000人で前年同月比57.6%増となり、25カ月連続増だった。1964年の調査開始以来、過去最多となった。
訪日外国人の多い国・地域を見てみると、1位が中国で35万9100人、2位が韓国で32万1600人、3位が台湾で27万7600人、以下、香港、米国、タイなどとなっている。
円安効果に加え、中国の旧正月である「春節」の時期と重なり、アジア圏からの旅行客が軒並み増えたことで、月間最多となった。今後も、免税店の拡大やビザ緩和の効果により、訪日外国人旅行者の数は順調に推移すると見られる。