国土交通省は4月16日、「公園施設の安全点検に係る指針案」を策定した。
これは、公園施設の安全点検の前提となる考え方を取りまとめたもの。公園管理者は、公園施設の配置や設置場所の環境などを把握し、事故につながる危険性を予見する観点から安全点検を行い、異常が発見された場合は適切に措置するとしている。
ただし、不必要、安易な撤去を行わないよう、安全点検フローを準備。修繕、補修、移設、更新、その他の対策(立ち入り禁止や危険表示などの安全対策)が行えない場合に限り、撤去という手段を取るようにした。
同省では、「今後、更に安全点検に関する知見の集積を行い、内容を充実させる」(都市局公園緑地・景観課)としている。
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