住まい・暮らし・文化

ワコール 京町家活用の宿泊事業へ参入

 ワコール(京都府京都市、安原弘展社長)はこのほど、京町家・古民家を活用した宿泊・物販・サービス事業へ参入することを発表した。老朽化物件や空き家が増加する一方、観光客の増加で慢性的な宿泊施設不足という現象を抱える京都。同社は京町家を保全・有効利用しながら地域コミュニティ形成に努めるため、行政や地元不動産会社と連携し宿泊事業の運営を進める。18年4月に2~3店舗の開業を予定しており、5年後に京都市内で約50の施設展開を目指す。