パナホームは10月27日、大阪大学が大阪府吹田市で計画している新たな国際学生寮の整備・運営のための事業契約を同大と締結したと発表した。同事業は、同社など4社による特別目的会社PFI阪大グローバルビレッジ津雲台を設立して行われる。資本金は1000万円で、出資比率はパナホーム50%、合人社計画研究所30%、松村組20%で、類設計室は出資を行わない協力企業としての位置づけ。
同事業は学生寮と併せて大規模な職員住宅が整備され、地域との交流や周辺住民の利便性なども考慮した計画となっており、国立大学における国際学生寮整備としては全国最大規模(パナホーム調べ)。学生寮300室と職員宿舎400室のほか、社会福祉施設や教育文化施設などの民間付帯施設を合わせた敷地面積は約2万3800平方メートルで、延べ床面積は約3万8200平方メートル。
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