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卒FITの余剰電力売買サービス申し込みが1万3000件突破 積水化学

 積水化学工業住宅カンパニーが提供している電力売買サービス「スマートハイムでんき」の申し込み数が19年12月末時点で1万3000件を突破した。固定買取期間制度の適用終了(卒FIT)を対象に19年4月15日から仮申し込みを受け付けており、申込者のうち約25%が太陽光発電(PV)と蓄電池を搭載しているという。
 卒FIT電力の供給は3月から、積水化学グループの北海道セキスイハイム工業とセキスイハイム工業中部事業所の生産工場で開始。また、同社が開発を進めている大規模複合開発地「あさかリードタウン」(埼玉県朝霞市)内の分譲マンション「HEIM SUITE Asaka(ハイムスイート朝霞)」(21年2月竣工予定)にも卒FIT電力を供給する計画だ。
 セキスイハイム入居者のうち、20年度に卒FITを迎える顧客は約1万5000邸。2月上旬から同サービスの申し込み受け付けを開始し、19年度と同様にPVと蓄電池を設置している顧客は1キロワット時当たり12円、PVのみは同9円で買い取る方針だ。