国土交通省は9月30日、21年6月分の「既存住宅販売量指数」を公表した。これは、登記データを基に、個人が購入した既存住宅の移転登記数を算出した指数。10年平均を100とし、20年4月から試験運用として毎月公表している。
21年6月の同指数を見ると、戸建て住宅とマンションの合計(季節調整値、以下同じ)は前月比2.9%増の112.5(前年同月比17.0%増)となった。また、30平方メートル未満のマンションを除いた合計指数は前月比2.1%増の106.3(同18.6%増)となった。
内訳を見ると、戸建て住宅は110.9(前月比2.2%増)、マンション全体は116.5(同5.0%増)、30平方メートル未満を除いたマンションは102.3(同3.0%増)となり、いずれも前月から増加している。
