不動産証券化協会(ARES)は12月21日、マンスリーレポートを発表した。それによれば、Jリートが保有する不動産の総額は、取得価格ベースで直近11月末時点21兆1384億円となり、私募リートが4兆2740億円だった。公募と私募を合わせて25兆4124億円になっている。私募リートの保有不動産総額は10月末から変わらなかったがJリートが3兆円弱減った。公募・私募を合わせた運用資産タイプを見ると、取得価格ベースでオフィスが40.1%を占めて最も多く、次いで物流施設(18.8%)、商業施設(16.1%)、住宅(15.1%)、ホテル(7.4%)、ヘルスケア(1.1%)だった。Jリートの予想分配金利回りは3.61%。