国土交通省は、22年度の「LCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅整備推進事業」の第1回募集を開始した。申請期間は7月1日〜8月31日。主な事業要件は、⑴強化外皮基準を満たすもの、⑵再エネを除き、一次エネルギー消費量が現行の省エネ基準値から25%削減されているもの、⑶ライフサイクルCO2の評価結果が0以下となるもの――など。申請方法など詳細はホームページ(https://lccm-shien.jp/)を参照のこと。
LCCM住宅は、ZEHより更に省CO2化を進めた脱炭素化住宅。建設時、運用時、廃棄時においてできるだけ省CO2に取り組んだ上、太陽光発電などを利用した再エネの創出により、住宅建設時のCO2排出量も含めライフサイクルを通じてのCO2の収支をマイナスにする。