都市再生機構(UR)と東京都足立区は1月19日、同区の東部スカイツリーライン竹ノ塚駅駅周辺の新たな街づくりの具体化へ向け、「竹の塚まちづくりラボ・プロジェクト推進に関する協定」を締結した。併せて同日、地元の自治会や商店会役員からなる「竹ノ塚駅周辺地区まちづくり連絡会」も加え、同プロジェクト始動の式典を開催した。
同プロジェクトでは、住民の声から地域の課題やニーズを把握して現在検討を進めているエリアデザイン計画に反映すると共に、住民自身にも主体的に街づくりに参加してもらえる仕組みの検討も行う。併せて、UR竹の塚第三団地内に拠点施設「ミントポ」も開設し、地域住民の意見収集などを図る。
同プロジェクトは、URと足立区、東武鉄道の3者が22年3月、同駅における鉄道高架化工事を契機に周辺地域の活性化や持続可能な街づくりを図るために締結した「まちづくりに関する基本協定」に基づくもの。
(写真) 1月19日、今回のプロジェクトの「キックオフ・セレモニー」と共に開かれた「拠点施設『ミントポ』オープニングセレモニー」の様子。左から、UR東日本賃貸住宅本部の内島敏之東京北・埼玉地域本部長、UR東日本都市再生本部の中山靖史本部長、足立区議会の工藤哲也議長、近藤やよい足立区長、竹ノ塚駅周辺地区まちづくり連絡会の山本英幸副会長。