政策

木造先導型事業など8件を採択 国交省

 国土交通省は、サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)及び優良木造建築物等整備推進事業について23年度第1期の募集を行い、前者2件、後者6件の計8件のプロジェクトを採択した。

 具体的には、木造先導として、神奈川県川崎市内に木造5階建ての寄宿舎を建設するプロジェクト(提案者:伊藤忠商事)を採択。構造に関しては、中高層木造建築物では初となる構造計算ルート3におけるDs=0.3を提案している。また、優良木造として、東京建物が提案する「(仮称)洗足池プロジェクト」などが採択された。

 同省では、中高層・大規模木造建築物の整備を促進するため、構造・防火及び生産システムの面で先導的な設計・施工技術を導入したプロジェクトや普及拡大段階の木造化技術を活用したプロジェクトを支援している。