サンスターグループは9月25日、ペット用除菌脱臭機「QAIS-air- 04」シリーズの住宅設備用モデル「QAIS-air- H04A2J」を、ハウスメーカーや工務店向けの受注生産品として発売した。
「QAIS-air- 04」シリーズは、ペットオーナー向けに開発した壁掛け式の除菌脱臭機。壁掛け式とすることで、上に昇るトイレ臭の主成分であるアンモニアを広がる前に効率よく分解し除去する。脱臭力と、ペットにとっても安全で、生活の邪魔にならないなどの点で、現行モデル「QAIS-air- 04A1J」は、購入者の91%が満足という評価を得ている。
今回発売した「QAIS-air- H04A2J」は製品に取り込む空気の量を増やすことで、現行モデルよりも、アンモニアの低減時間を約20%削減。高い脱臭力で、住宅建材へのペット臭の蓄積を防止する。後から換気設備を増設しにくい建物においても、工事の手間を最小に抑える機器選択を可能とした。
また、光触媒や紫外線を活用した独自技術を採用。ニオイや菌を繰り返し分解し、フィルター交換が不要な仕様とした。更に、低電圧化や電源コードの保護カバーなど、ペットの安全性や快適性を考えた「ペットファースト」設計を採用。高い静音性を実現した。
受注後、約3カ月後に出荷する。標準設計価格は6万2700円(税込み)。なお、同商品は、23年12月13日~15日に東京ビッグサイトで開催する「[高性能]建材:住設EXPO」(RXジャパン主催)に出展を予定している。
商品問い合わせは、サンスターグループ 生産財事業グループ Eサイエンス事業部営業開発部(0120-201-913)へ。