政策 住まい・暮らし・文化

省エネ大賞2023、大和ハ、旭化成ホームズ、一条工務店が受賞

 省エネルギーセンター(藤洋作会長)は12月18日、「2023年度省エネ大賞」を発表。省エネ事例部門は30件、製品・ビジネスモデル部門は33件が受賞した。

 住宅メーカーの受賞は、省エネ事例部門において、大和ハウス工業が研修施設「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」(奈良県奈良市)における風・太陽・水を活用した研修センターのZEB化の取り組みによって「省エネルギーセンター会長賞」、また、旭化成ホームズが、自社が供給した賃貸集合住宅「へーベルメゾン」に蓄電池を搭載し全住戸で太陽光電力をシェアする自家消費型ZEH-M「Ecoレジグリット」の普及促進によって「審査委員会特別賞」を受賞した(旭化成ホームズは旭化成と共同受賞)。

 また、製品・ビジネスモデル部門では、一条工務店が「超断熱仕様の玄関ドア「DANNJU(ダンジュ)」で「省エネルギーセンター会長賞」を受賞した。

 省エネ大賞は、国内の企業・自治体・教育機関などを対象に、優れた省エネ推進の事例や、省エネ性に優れた製品やビジネスモデルを表彰するもの。今回は製品・ビジネスモデル部門に「産業分野」が新設。応募数は約120件に上った。表彰式は24年1月31日にTOC有明(東京都江東区)で開催する。

(写真) 大和ハウスグループ みらい価値共創センター