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積水ハウス調べ・家の中で子供の〝ヒヤリハット〟過半数が経験

 積水ハウスは、0歳から小学校2年生までの子供を持つ全国の男女480人に実施した「住まいにおけるヒヤリハット調査(2024年)」の結果を公表した。家の中で子供が事故やけがをした経験や、事故やけがをしそうになった経験(ヒヤリハット)については、事故やけがをしたことが「ある」は44.2%、ヒヤリハットの経験が「ある」は55.6%に上ったほか、男女別では、男児が女児を事故やけがでは5.8ポイント、ヒヤリハットでは8.7ポイント上回った。

 事故やけがをした経験があるうち、当時の子供の年齢で最も多かったのは「2~3歳」で55.2%、次いで「0~1歳」で53.3%だった。また、また、事故やけがの内容で最も多かったのは「転ぶ」で50.0%。次いで「ぶつける・衝突」(46.7%)、「落ちる」(41.0%)が続いた。また、年齢別で最も差が出たのは「落ちる」で、「0~1歳」が他の年齢より10ポイントほど高かった。

 また、「ヒヤリハット」の経験で最も多かったのは、「落ちる」と「転ぶ」で共に41.6%、次いで「ぶつける・衝突」(35.2%)だった。年齢別で最も差が出たのは「ぶつける・衝突」で「4歳~未就学」が50.9%と、他の年齢を10ポイント以上上回った。

 家の中で事故やけが、ヒヤリハットが起きた場所で最も多かったのは「リビング」で約5割、次いで「階段」が2割超だった。また、事故やけが、ヒヤリハットの原因になった設備や家具、製品で最も多く挙がったのは「テーブル」、次いで「ドア」、「イス」が続いた。

 子供の事故やけががおきた時の状況を聞いたところ、最も多かったのは「大人(親が祖父母など)はいたが目を離していた」で60.4%、次いで多かったのは「大人(親が祖父母など)がいて見守っていた」で49.5%だった。「ヒヤリハット」でも、「大人(親が祖父母など)がいて見守っていた」が56.2%、「大人(親が祖父母など)はいたが目を離していた」が53.2%に上った。